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国有林野の管理経営は林産物に重点を置いたものから公益的機能の維持増進を旨とするものへと転換することとし、国有林の全てを公益林と位置づけ、第一に発揮すべき機能に着目して「山地災害防止タイプ」、「自然維持タイプ」、「森林空間利用タイプ」、「快適環境形成タイプ」、「水源涵養タイプ」の5つに区分し、それぞれの機能の発揮を目的とした管理経営を行っています。
山地災害による人命・施設の被害の防備やその他の安全な国土基盤を形成する機能の発揮を第一とする森林です。
また、土砂の流出や崩壊の防備など山地災害機能の発揮を第一とする森林を「土砂流出・崩壊防備エリア」、飛砂や潮害などの気象害による居住、産業活動の環境悪化の防備を第一とする森林を「気象害防備エリア」に区分します。
(15,268ha)
内訳
土砂流出・崩壊防備エリア
15,221ha
気象害防備エリア
47ha
大篦柄国有林
立谷国有林
貴重な森林生態系の維持など生物多様性の保全の機能の発揮を第一とする森林です。特に、原生的な森林生態系を有し保護の必要な森林を保護林として管理します。
洞河原国有林
神野国有林
主に森林とのふれあいを通じたレクリエーション機能又は保健文化機能の発揮を第一とする森林です。景勝地など森林とのふれあいに適した森林はレクリエーションの森に指定し、広く国民に開かれた利用の場として提供します。
森林教室で自然を学習する子供達門田国有林
猿ヶ城国有林
快適な生活環境を保全する機能の発揮を第一とする森林です。
良好な居住環境の形成に寄与する森林
主に渇水の緩和や水質保全等の水源涵養機能の発揮を第一とする森林です。
周囲の国有林から水が供給される大隅湖
水源涵養に資する森林