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沖縄森林管理署

西表島森林生態系保護地域

1.西表島森林生態系保護地域の概要

  「西表島森林生態系保護地域」は、山地にスタジイ(イタジイ)、オキナワウラジロガシ、タブノキ等の優占する照葉樹林が広がり、山頂部の風衝地にはリュウキュウチクが密生しています。低地にはガジュマル等が占有する群落がみられ、河口域にはマングローブ林等が発達しています。

  また、イリオモテヤマネコなど希少野生動植物の生息地となっており、自然がよく保たれ東洋の「ガラパゴス」とも呼ばれ、平成2年度に森林生態系保護地域に設定されました(平成23年度、平成27年度に拡充しています)。

2.西表島森林生態系保護地域保全計画の概要

    西表島では、国有林が9割を占めていますが、昔から生活の一部としての国有林野内でイノシシ猟や山菜等の採取が行われています。また、近年、西表島森林生態系保護地域の区域内を流れる浦内川や仲間川沿い、その区域外を流れる中小河川沿いではエコツアーが行われるようになっています。こうした状況を踏まえ、以下の保全管理を行っています。

(1)希少種・固有種等の保護について

  希少種・固有種等について巡視やモニタリング調査等を行い、必要に応じて保護・保全のための対策を実施しています。特に希少な植物種に対しては、盗掘・密猟防止のため監視活動等の対策に取り組み、イリオモテヤマネコ等の希少野生動物種に対しては、生息環境の改善・回復を図るため森林整備等の対策を、関係機関と連携して実施します。

(2)外来種対策について

  自然環境や生態系サービスへの影響等を踏まえ優先順位付けを行った上で、既に侵入しているトクサバモクマオウ、ギンネム等の外来植物及びノネコ、カダヤシ、シロアゴカエル等の外来動物の駆除を実施します。また、島外からの新たな移入を防ぐとともに、侵入初期の外来種については駆除等の対策を迅速に実施します。

(3)利用について

  観光利用者の増加や集中化に伴い、ヒナイ川周辺部の一部地域ではオーバーユースによる森林生態系の劣化が懸念されています。利用による固有への生態系へのインパクトの軽減を図るための措置を導入し、森林生態系の維持・回復を図ります。

浦内川マングローブ林    西表森林生態系保護地域(保存地区)

マリュウドの滝    マリュウドの滝

 

イリオモテヤマネコ イリオモテヤマネコ(天然記念物)

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