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長崎森林管理署

おでかけ情報

私たちの森林で緑と友達になって下さい!

緑のなんでもご案内

史跡名勝等

名     称

内     容

 アクセス

萱瀬スギ 

 

 

 

    藩政時代、藩では林政に力を入れていました。その一方で、植林にも力を入れ、特に萱瀬地方を藩直轄地として植林が盛んに行われました。

    一時期、大径材生産目的で輪伐期200年が設定されましたが、戦時下にほとんど伐採されました。萱瀬スギは、長崎県内に僅かに残された最も古いスギの人工林です。

    また、スギ人工林は貴重な旧藩木として、植物群落及び歴史的価値を有する個体の保存を図り、学術研究等に資することを目的としています。

    なお、林野庁は、残された貴重なスギ林を平成5年に植物群落保護林に指定するとともに、「森の巨人たち100選」に選定し、大切に保護、管理しています。

 

    萱瀬スギは、

幹周り490cm(胸高直径156cm)、樹高47m。

樹齢、240年以上。

 

 

 

【車】

長崎市→長崎自動車道→大村IC→444号線→中岳町久良原→林道(約60分)

 

萱瀬スギ_map

 

 

 

萱瀬ヒバ

萱瀬ヒバ

 

 

 九州では珍しいヒバ人工林で、大村藩時代に植栽されたと伝えられています。

 位置は、大村市の北東、佐賀県境に位置し、国道444号線から林道が延びています。

 林相は、スギ、ヒノキ、イヌマキが混成しており、ヒバの本数は少なく、緩傾斜地に植栽されており、植物群落保護林に指定されています。

 

 萱瀬ヒバは、

 平均径級 40cm

 林令 150年以上

 面積 0.30ha

 

 【車】

長崎市→長崎自動車道→大村IC→444号線→25号線→大原林道から約900m

 

萱瀬ヒバmap

大ケヤキ

ケヤキ 

 

 

    大ケヤキは、樹齢200年(推定)、幹周り500㎝(胸高直径160㎝)、樹高28mです。

 

 

 

 

 【車】

長崎市→長崎自動車道→大村IC→444号線→黒木町→林道

ケヤキ_map

龍良山原始林

 

スダジイ

                          龍良山のシンボル(スダジイ) 

スタジイ板根3 

スタジイの板根 (西龍良山林道脇)

龍良山原始林92

原始林内                                  

 

    厳原港から南西約10kmに位置する龍良山の麓にある原始林で、国指定天然記念物に指定されるなど、文化財及び観光資源としての役割を持っています。

    龍良山は、そのものが天道信仰の聖地であり、千古斧が入ったことのない極めて自然度の高い照葉樹林が発達しています。 我国の照葉樹の自然林としては最大級の規模です。

  山頂の小面積岩石地を除いて原生状態が保たれ、海抜350m付近を境にして下方は胸高直径が1mを超えるスダジイ、イスノキ林、上方はアカガシ林に被われています。

 

【車】

厳原港→鮎もどし公園→登山口→原始林→龍良山(558m)

(登山口まで約25分、登山口から頂上まで約60分)

龍良山_map

豆酘内院龍良山神崎植物群落保護林

ナタオレノキ

ナタオレノキ

 

神崎

神崎半島

写真撮影:竹部

   スダジイ、イスノキやナタオレノキ等からなる群落は、胸高直径1m以上のスダジイや胸高直径100cmに達するほどのナタオレノキが生育し、人手のほとんど入っていない自然性の高い群落が維持されています。

  神崎半島の鞍部を中心に生育しているナタオレノキは、沖縄・台湾由来の暖帯性植物です。長崎県では、島嶼のみ生育し暖地性照葉樹林として曲型的であり、かつ自然性、希少性は極めて高いものとなっています。

 

【黄金の泉】

対馬では、この井戸の水を飲むと出世すると言われる伝説が今も言い伝えられている。

 

【車】

厳原港→鮎もどし公園→浅藻登山口   (約40分)

浅藻登山口→黄金の泉→灯台      (約120分)

神崎植物群落保護林

 

 

登山ルート

名     称

内     容

 アクセス

経ヶ岳、多良岳、五家原岳

経ヶ岳2

黒木から経ヶ岳を望む多良岳

経ヶ岳より平成新山を眺望する。 

オオキツネノカミソリ

オオキツネノカミソリ 

    高齢級のモミ、ツガ、カシ類、その他天然広葉樹林の針広混交林が主体で、ツクシシャクナゲやオオキツネノカミソリの群落もあります。新緑、紅葉など四季折々の自然景観に恵まれており、各峰からの眺望も絶景です。

    また、最高峰の経ヶ岳、中心座の多良岳及び五家原岳は多良山系を代表し、山頂からの眺めは雄大で、山系の峰々や遠く雲仙岳(平成新山)も望めます。

 

 

 

 

    【車】

長崎市→長崎自動車道→大村IC→黒木バス停(約60分)

経ヶ岳_map

 
 
 
 
【登山コース】
1.黒木バス停→八丁谷→金泉寺→多良岳
2.黒木バス停→経ヶ岳
3.黒木バス停→五家原岳

多良系登山マップ

九千部岳

九千部岳

仁田峠 展望所より撮影


吾妻岳

吾妻岳

    標高600mの田代原は、春にはミヤマキリシマ、初夏にはヤマボウシが群生する美しいシバ草原です。その草原を中心に北側に位置する吾妻岳山頂はイヌツゲやシデが自生しています。

    また、南側に位置する九千部岳山頂からの眺望は格別で、落差約200mにも及ぶ千々石断層をはじめ、鳥甲山、田代原の草原を一望と、眼前に迫る普賢岳・国見岳・妙見岳、眼下に広がる一面の樹海、遠くに望む天草の島々・橘湾・諫早湾の大パノラマはまさに絶景です。

 

 

 

5月:ミヤマキリシマ

6月:ヤマボウシ

初夏:ニシキウツギ、ヤマボウシ

秋:リンドウ、ヨメナ等

 

 

   【車】

長崎市→(日見トンネル経由)→小浜町→雲仙(約90分)

 

【登山コース】

1.九千部コース:雲仙→田代原→九千部岳 (全180分)

2.吾妻岳コース:雲仙→田代原→吾妻岳  (全90分)

 

【ハイキング】

ふれあいロード:有明町→舞岳山荘(車で15分)

    舞岳山荘から舞岳に至る区間は、日本一多い8,888段の階段を持つ緩やかな遊歩道となっているため、気軽にハイキングが楽しめ、山頂からは平成新山をはじめ、有明海も望めます。(片道3km)

 

九千部岳_map

 

平成新山

平成新山

普賢岳から間近に迫る平成新山

平成新山 、普賢岳、妙見岳

平成新山、普賢岳

九千部岳より撮影

国見岳

国見岳 

    平成2年に噴火活動を開始した雲仙普賢岳。大火砕流により地域一帯は焦土と化し、さらには土石流などにより大きな災害を被りました。あれから20年、普賢岳山頂からは間近に迫る平成新山を目にすることができます。

    また、妙見岳、国見岳、普賢岳山頂からは、橘湾や有明海、天草の島々を眼下にし、遠くは阿蘇・九重連山も視野に入れた大パノラマが楽しめます。

 

 

5月:ミヤマキリシマ

6月:ヤマボウシ

秋:カエデ等の紅葉

冬:霧氷

国指定の天然記念物:普賢岳紅葉樹林、野岳イヌツゲ群落

【車】

長崎市→(日見トンネル経由)→小浜町→雲仙→仁田峠(約105分)

 

 

 

 

    仁田峠から妙見岳にかけては、観光客のためのロープウェイ施設が整えられているほか、妙見岳・国見岳を経て普賢岳までは登山が楽しめます。

普賢岳_map

 

 

 

御嶽

御嶽(春)

目保呂ダムより撮影(初夏)

写真撮影:竹部

御嶽

(秋) 

写真撮影  竹部

    対馬北部に位置する御嶽一帯(雄岳、雌岳と平岳が連なって御嶽(三岳)と呼ぶ)は、モミ天然林など原生林が残された地域です。

  ツシマヤマネコ、ツシマテンなど天然記念物に指定を受けている希少動物種の生息密度か非常に高く、特定動物生息地保護林が設定されています。

    モミ天然林を登りつめた頂上(標高458m)からは白嶽、有明山などの下島の山並みも見渡せます。

    また、御嶽は、白嶽と並んで古くから知られた修験者の聖地でもあります。

 

 

4月:ゲンカイツツジ

5月コバノミツバツツジ

 

 

 【車】

厳原港→御嶽口バス停(登山口)→林道終点(登山口)→尾根分岐点→御嶽(雄岳) (登山口まで約65分)

御嶽(雄岳)→平岳→ドウ坂峠→御嶽口バス停→厳原港 (約100分) 

 

     比田勝港、厳原港、対馬空港からでも御嶽口バス停で下車することになり、マイカー、レンタカーの場合は林道終点までいけます。

 

御嶽_map

白嶽

白嶽

(初夏)

                       写真撮影:竹部

白嶽(冬)

(冬)

写真撮影:竹部

白嶽98

御嶽を遠望する                  

写真撮影 竹部

 

 

 

    対馬島は中央に広がるリアス式海岸の浅茅湾(あそうわん)を挟んで上島と下島があります。

「白嶽」はその下島の北部に位置し標高519㍍。山頂は、白い岩肌(石英斑岩)の双耳峰で、ロバの耳と呼ばれています。

    山頂の広さは4畳半弱の岩場、360度のロケーションビューを一望できます。見渡すと眼下に広がる浅茅湾の北には上島最高峰の御嶽、南には権現山、有明山や対馬最高峰の矢立山。そして、晴れ渡った日には韓国の山並みまでも望むことができ、国境の島だと実感させられます。

    頂上付近の岩肌には、チョウセンヤマツツジやチョウセンノギクなどの大陸系植物が自生し、日本系植物との混成地として極めて貴重な存在です。


 

4月~6月上旬:ゲンカイツツジ、チョウセンヤマツツジ、ケイリンギボウシ

9月下旬~11月:チョウセンノギク、ダンギク、紅葉

【車】

厳原港→白嶽登山者用トイレ・駐車場→白嶽登山口→白嶽(徒歩約85分)

 

 

 

 

 

 

    白嶽登山者用トイレ・駐車場から、林道終点白嶽登山口までは、2.2km(4~5台の駐車可)

白嶽_map

有明山 、清水山、成相山

有明山

厳原市観光道路より撮影。

写真撮影 竹部

白嶽2

有明山から白嶽を眺望する。 

御嶽2

有明山から御嶽を眺望する。 

  厳原港から最初に目につく山が有明山(標高558m)です。古くは「対馬の嶺」と呼ばれ万葉集にも詠まれた名山です。

    山頂からの眺望は素晴らしく、白嶽の白い岩肌、御嶽の山々が遠望できます。眼下には厳原の町並と港が広がり、玄界灘の彼方には壱岐の島影が見えます。

    対馬歴史民俗資料館から、清水山・有明山登山道口を過ぎると清水山頂上に着きます。ここには16世紀の豊臣秀吉による朝鮮出兵の折りに築かれた山城(尾根伝いに本丸(一の丸)・(二の丸・三の丸の石積み)、遺構が残っています。

 

 

4月:ゲンカイツツジ

6月:ヤマボウシ

7月:ハクウンキスゲ

7月~8月:オニユリ

【車】

厳原港→対馬歴史民族資料館(約5分)→清水山・有明登山口→清水山

清水山頂上→有明山成相山鞍部→久田道分岐点→有明山頂(約60分)

  

 

有明山_map

  

 

龍良山

龍良山(春)

厳原市内山瀬から撮影(初夏

写真撮影:竹部

龍良山97

対馬はヤマザクラがいっぱい

写真撮影:竹部 

龍良山96

矢立山方向から撮影する。

写真撮影 竹部

 

    長崎県対馬の下島南部にそびえる竜良山(たてらやま(龍良山とも記載:標高559m)山頂周辺及び北西斜面の中~急斜面に位置しています。

   竜良山は、古くから霊山として島民にあがめられ、原始林においても殆ど斧が入ってないことから、極めて自然性の高い照葉樹林が成林しています。

    林内は、胸高直径1m以上のスダジイのほか、イスノキ・アカガシ・イヌマキ等の普通は大きくなり得ないような種類の巨木が多く見られます(遺伝資源保存林)。

 

 

【車】

厳原港→鮎もどし公園→登山口→原始林→龍良山

(登山口まで車で約25分、登山口から頂上まで約60分)

 

 

 

 

龍良山_map

 

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