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九州森林管理局

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    お知らせ

    西表森林生態系保全センター


    日付

    平成30年3月17日

    タイトル

    平成29年度第2回沖縄ワーキンググループの開催

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    317日に、本年度2回目の「沖縄ワーキンググループ」が竹富町離島振興総合センターで開催されました。

    会議では世界自然遺産登録に向けて、(ア)「地域社会の参加・協働による保全管理」、(イ)「適正利用とエコツーリズム」、(ウ)「行動計画の見直し・更新案」の地域部会における取組状況及びその結果を踏まえた計画の見直し等について、事務局(環境省)より報告があり、各委員からは活発な意見等が多く出されました。
    平成
    29年度における本WGは終了しますが、世界自然遺産登録の推進体制等の取組については、引き続き次年度においても検討が進められます。





    沖縄WG開催状況



    日付

    平成30年3月13日

    タイトル


    木道利用に係るガイド講習会を開催

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    313日(火曜日)西表島の竹富町離島振興総合センターで、平成20年に森林環境教育を推進するための施設として設置した木道の適正な利用と安全確保を図る目的で、木道を利用される方にガイド講習会を開催しました。

    講習会は、昼の部と夜の部の二部構成で実施し、昼の部では18名、夜の部では13名、総参加者数31名が受講しました。

    講習会では、当センターの廣田所長より、「木道を利用する際の留意事項」、「仲間川周辺の国有林及びセンター概要」、「各種法律」等を説明、その後、環境省西表自然保護官事務所の杉本自然保護官から「国立公園の利用について」の説明があり、講習を受講された皆さんは熱心に聞き入り、西表島の自然やガイドの重要性について再確認する良い機会になったと思われます。





    昼の部

     

     

    夜の部

     


    日付

    平成3036

    タイトル

      平成29年度ヒナイ川の利用状況調査(3月分)報告

    コメント

    3月6日(火曜日)にヒナイ川の利用状況調査を実施しました。
    結果はカヌーツアーが14組、利用者数が61名(ガイド含む)で全て県外からの利用者でした。
    前日は晴天でしたが、調査当日は曇りで少し寒く感じられ、滝を流れる水も少し冷たかったようです。



     

        

     

     ヒナイ川船着場のようす 

    日付

    平成30220

    タイトル

    平成29年度ヒナイ川・西田川の利用状況調査(2月分)報告

    コメント

    2月9日(金曜日)に西田川、2月20日(火曜日)にヒナイ川の利用状況調査を実施しました。

    西田川の調査当日は、小雨が降っていたせいか、利用客は国外からのカヌーツアー1組で利用者数が5名(ガイド含む)でした。

    また、ヒナイ川は、調査当日は曇りで一時雨が降る天候で、結果、カヌーツアーが9組で利用者数が16名(ガイド含む)でした。

    最近雨が少なかったこともあり滝を流れる水量も少なく、水も冷たかったせいか滝壺で泳ぐ人は少なかったようです。

     

     
        

     

    サンガラの滝

    ヒナイ川船着場

     

    日付

    平成30213

    タイトル

    「第2回適正利用とエコツーリズム推進体制構築に向けた検討会及び現地視察」の開催

    コメント

    213()に、午前中は検討会メンバーによる大見謝ロードパーク、浦内川等の現状等について現地視察が行われ、午後から西表島の中野わいわいホールにおいて、「第2回適正利用とエコツーリズム推進体制構築に向けた検討会」が開催されました。
    検討会では、(ア)「目的・方針の確認及び今後の検討方針」、(イ)「モニタリング方法」、(ウ)「ルール遵守のための仕組み」、(エ)「エコツーリズムと地域社会との関係」、(オ)「組織・体制構築及び有効な情報発信」について議論が行われました。
    今後も、本検討会においては、適正ルール及び推進体制等の構築に向け検討が進められる予定ですが、関係機関や地域と連携を図りながら、西表島における各種の検討等に取り組んで行きたいと思います。



    大見謝ロードパーク現地視察

     

     
        

    検討会状況




     

    日付

    平成30年1月19日

    タイトル

    平成29年度ヒナイ川の利用状況調査(1月分)報告

    コメント

    1月19日(金曜日)にヒナイ川の利用状況調査を実施しました。
    調査結果として、カヌーツアーが6組、利用者数が32名(ガイド含む)で全て県外からの利用者でした。
    当日の天候は曇りで雨も時々降りましたが、風もなかったせいかあまり肌寒く感じられない日でした。
    しかしながら、雨交じりの天候のためか、西表島への来島者は観光バス・観光船を利用したツアーが多いようでピナイサーラの滝の利用者は少なく感じられました。

     



    ヒナイ川船着場の状況

               ピナイサーラの滝利用者

     

    日付

    平成30年115

    タイトル

    仲間川流域におけるマングローブ林倒伏被害調査を実施

    コメント

    八重山地方を襲った観測史上1、2位の最大風速65~70mを記録した平成18年9月の台風13号及び平成19年9月の台風12号により、仲良川流域において発生したマングローブ林倒伏被害地の調査を1月15日に行いました。
    この調査は生じたギャップがどのように再生していくかを継続的に調査するもので、定点撮影や被害地の状況を観察しました。また、昨年からドローンによる空撮を行うこととしました。
    地樹の発生は、被害地上流域では多く見られるのに対して、中流域ではほとんど見られず、下流域では僅かに発生している状況で、昨年度の調査との大きな変化は見られませんでした。

    稚樹の発生があまり見られない中流域 ドローン撮影よる倒伏被害地の全景
    稚樹が発生している上流域 稚樹の発生があまり見られない中流域 ドローン撮影よる倒伏被害地の全景

     

     

     

    日付

     

    平成29年度1218

    タイトル

     

    「自然環境教育推進のための連絡会」を開催

    コメント

    12月18日(月曜日)、西表島の船浦地域活性化施設(ときめきホール)において、平成29年度の「自然環境教育推進のための連絡会」を、各関係行政機関、各種団体等及び西表島内の小・中学校の先生方の出席により開催しました。
    当該連絡会では、平成29年度の西表島における自然環境教育の活動や各行政機関・各団体等が実施した支援内容を報告した後、意見交換等では学校教育関係者から、学校教育との調整(日程)が難しいことなどの話がありました。
    また、当連絡会で作成された「自然環境教育カリキュラム」の活用については、相談窓口や出前講座等の実施など様々なご意見・ご要望が出されるなど、活発な意見交換の場となりました。
    これらのご意見・ご要望等を踏まえ、支援機関等と調整を図りながら、「自然環境教育カリキュラム」の改訂や支援の実施に向けた検討を進めるとともに、西表島における自然環境教育の一層の推進に取り組んでいきたいと思います。




    自然環境教育推進のための連絡会



     

    日付

    平成29年12月9日

    タイトル

    「台湾と八重山のマングローブ林シンポジウム」

    コメント

    西表森林生態系保全センターは、台湾国立中興大学生命科学所の研究員と石垣市のアンパルの自然を守る会とともに、「八重山と台湾のマングローブに関するシンポジウム」を石垣市で127日に開催しました。

    シンポジウムでは、台湾と石垣のマングローブ林の現状紹介があり、保全センターからは山部生態系管理指導官より西表島のマングローブ林の保全について説明を行いました。

    また、129日には、「東アジアの『伝統の森』文化誌準備委員会」(李春子委員長)の韓国と台湾の研究者及び樹木医等8人を西表島へ案内し、西表島の国有林及びマングローブ林について説明を行いました。

    韓国及び台湾の研究者らは、西表島の国有林が「森林生態系保護地域」として保全・管理されていることに感心していました。





    サキシマスオウノキ前で記念撮影



    日付

    平成29年12月7

    タイトル

     

    平成29年度ヒナイ川・西田川の利用状況調査(12月分)報告

    コメント

    12月7日(木曜日)に西田川、12月11日(月曜日)にヒナイ川の利用状況調査を実施しました。
    西田川の調査当日は、曇り空で時々雨が降り滝は肌寒い日だったせいか利用客が少なく、結果として、県外からのカヌーツアーが1組で利用者数が3名(ガイド含む)でした。
    また、ヒナイ川は、前日(10日)は久しぶりの晴天でツアー客も多かったようでしたが、調査当日は曇りの天気となり気温が上がらず川の水も少し冷たく感じられ、滝壺で泳ぐ観光客は少なかったようで、結果、カヌーツアーが6組で利用者数が16名(ガイド含む)でした。



    サンガラの滝


    ヒナイ川船着場の状況

     

     

    日付

    平成29年11月30日

    タイトル


    国際協力機構(JICA)沖縄国際センターからの研修生の受け入れ

    コメント

    国際協力機構(JICA)沖縄国際センター保護地域協働管理を通じた脆弱な海岸・海洋生態系保全」コースの研修生を11月30日に受け入れました。
    当日は、環境省西表自然保護官事務所において、研修生16名(12ヶ国)に対し、「西表島における森林の管理と利用」について講話を行い、その後、仲間川の遊覧船に乗船し、マングローブ林やサキシマスオウノキ(森の巨人たち百選)を視察しました。
    質疑応答では、境界の保全管理や外来種駆除、森林再生、地元等との連携などの質問が多く出され、有意義な研修となりました。今回の研修で得たものが、帰国後の彼らの活動に寄与することを期待します。

     



    講話を聞く研修生


    サキシマスオウノキの前で記念撮影

     

    日付

    平成29年11月27日

    タイトル

    平成29年度ヒナイ川の利用状況調査(11月分)報告

    コメント

    11月27日(月曜日)にヒナイ川の利用状況調査を実施しました。調査結果として、カヌーツアーが12組、カヌーレンタルが2組で利用者数が50名(ガイド含む)で、ほとんどが県外・国外からの利用者でした。
    当日の天候は曇りで雨も時々降りましたが、ピナイサーラの滝の利用者はまだ多いようです。
    また、朝夕の大原港では、修学旅行生、団体ツアー客が現在も非常に多く船が満席になることもあるようです。


    ピナイサーラの利用状況

    ヒナイ川船着き場の状況

     

     

    日付

     平成29年1126

    タイトル

     竹富町立船浦中学校創立60周年記念式典で感謝状を授与

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    竹富町立船浦中学校は、昭和249月に鳩間小学校船浦分校として開校され、昭和32年に船浦小中学校、昭和40年に上原小中学校と統廃合し、現在の船浦中学校となりました。
    この度、船浦中学校として創立60周年を迎え、1126日に「創立60周年記念式典」が執り行われました。式典において、当センターの森林環境教育の一環の取組として、当校の三大行事である「筏川下り」、「西表島横断」、「テドウ山登山」を主に、これまでサポートしてきたことが評価され、感謝状が授与されました。
    今回、感謝状をいただいたことは、これまでの当センターにおける森林環境教育支援について、子供達をはじめ地域の皆様の活動等に寄与できたものと思います。これからも地域に根付いた森林環境教育支援の一層の取組を推進して行くことを、再認識いたしました。

     

    日付

    平成29年11月8日

    タイトル


    国際協力機構(JICA)北海道国際センターからの研修生の受け入れ

    コメント

    国際協力機構(JICA)北海道国際センター(帯広)よる「地域住民の参加による持続的な森林管理」コースの研修生を11月7日~8日の2日間受け入れました。 
    1日目は、午後から合同庁舎会議室において、研修生16名(12ヶ国)に対し、「西表島の森林・生物多様性と保全管理」について講話を行いました。質疑応答では、外来種の駆除や森林環境教育の支援等について活発な意見や質疑がありました。
    2日目は、石垣島から西表島へ移動し、仲間川の遊覧船に乗船。マングローブ林やサキシマスオウノキ(森の巨人たち百選)を視察した後、大富展望所から日本一大きなマングローブ群落を観賞、その後、竹富町交流センターに移動し、保護林及び国有林の境界等について現地で説明を行った後、海岸林自然再生試験地等を視察しました。
    質疑応答では、境界の保全管理や外来種駆除、森林再生、地元等との連携などの質問が多く出され、有意義な研修となりました。今回の研修で得たものが、帰国後の彼らの活動に寄与することを期待します。

     

     

    日付


    平成29年11月3日

    タイトル

    白浜小学校の「山の体験学習」を支援

    コメント

    11月3日(土曜日)に、白浜小学校の「山の体験学習」が実施され、当センターと租納森林事務所から森林環境教育の支援として参加しました。
    当日は、生徒16名、教職員9名、保護者等15名の総勢40名で、10時に白浜小学校を出港し、小学校裏山の探索を開始しました。
    前日までの雨で沢の水量も多少多く、また地面が滑りやすくなっていましたが、途中、発電所跡では白浜地区だけでなく船浮地区から大原地区までの電気をまかなっていたこと、水源地の跡では沢をコンクリートでせき止め浄化槽を通って水を供給していたこと、などの説明があった。また、昔この地域に住んでいた外国人の住居跡では水洗トイレ、噴水の跡が残っており当時の生活がどのようなものであったかなどを地元のオジィから説明を受けながら探索し、12時に全員無事小学校へ到着しました。
    終わりの会では「靴が濡れて歩きにくかった。」「きつかった。」「自分が住んでいるところにどんなものがあるか分かって楽しかった。」などの感想があり、その後、参加者全員で保護者が用意したおにぎりとそばを食べて解散となりました。

     


     

    日付

    平成29年10月25日

    タイトル

     平成29年度ヒナイ川・西田川の利用状況調査(10月分)報告

    コメント

    10月期の利用状況調査を西田川は11日(水曜日)、ヒナイ川は24日(火曜日)に実施しました。

    結果、西田川はカヌーツアーが3組で利用者数が15名(ガイド含む)、ヒナイ川はカヌーツアーが13組で利用者数が57名(ガイド含む)で、県外・国外からの利用者でした。

    ヒナイ川の調査当日は、曇りの天気で時々晴れ間が見えたものの気温が上がらず川の水も少し冷たく感じられ、滝壺で泳ぐ観光客は少なかったようです。


    サンガラの滝利用状況


    ピナイサーラの滝利用者

     

    日付

    平成29920

    タイトル

    平成29年度ヒナイ川の利用状況調査(9月分)報告

    コメント

    9月期の利用状況調査をヒナイ川で20日(水曜日)に実施しました。結果、カヌーツアーが23組で利
    用者数が104名(ガイド含む)で、ほとんどが県外からの利用者でした。
    ピナイサーラの滝利用のピークは過ぎましたが、まだまだ多くの人が涼を求め滝を利用しているよ
    うです。
    先週の台風以降まとまった雨が降っていないせいかピナイサーラの滝の水量は少ないようでした。

     


    ピナイサーラの滝利用状況


    ヒナイ川船着場の状況

     

    日付

    平成29911

    タイトル

    亜熱帯樹木展示林及びマングローブ林を案内

    コメント

    西表森林生態系保全センターでは、昨年度に引き続き東海大学生物学科の依頼を受けて、911日に学生21名(外引率教授等4名)を対象に亜熱帯樹木展示林及び隣接するマングローブ林内の歩道を案内しました。
    学生達は「亜熱帯生態系フィールド実習」として北海道キャンパスから来島して来ており、早速西表島の蒸し暑さの洗礼を受けていましたが、生物学科の学生らしく展示林やマングローブ林内の動植物を熱心に観察しながらセンター職員の説明に聞き入っていました。

     



    日付

    平成29824

    タイトル

    平成29年度ヒナイ川・西田川の利用状況調査(8月分)報告

    コメント

    8月期の利用状況調査を西田川は10日(木曜日)、ヒナイ川は24日(木曜日)に実施しました。
    結果、西田川はカヌーツアーが5組で利用者数が26名(ガイド含む)、ヒナイ川はカヌーツアーが34組で利用者数が186名(ガイド含む)で今年度最高の利用者数(ガイドによるとお盆の頃が最も多かったようです)でした。
    利用者のほとんどが県外からの利用者で、家族連れも多く見られました。
    ピナイサーラ・サンガラの両滝とも雨が降っていないせいか水量が少ないようでした。

     


    サンガラの滝利用状況


    ヒナイ川船着場の状況

    日付

    平成29年7月27日

    タイトル

    国際協力機構(JICA)東京国際センターからの研修生の受け入れ

    コメント

    国際協力機構(JICA)東京国際センターによる「国立公園における生物多様性保全」コースの研修生を7月27日に受け入れました。
    研修では、インドネシアの研修生8名に対し、「西表島の森林と生物多様性」について講話を行いました。
    質疑応答では、木材の利用、巨木等の保全管理、観光以外における地域の利用、国立公園等の明示等について活発な意見や質疑がありました。
    今回は講話だけの実施でしたが、この研修が帰国後に彼らの活動に寄与できることが期待されます。

     


    講話を聞く研修生


    講話風景



    日付

    平成29年720

    タイトル

     平成29年度ヒナイ川の利用状況調査(7月分)報告

    コメント

    7月期の利用状況調査を20日(木曜日)にヒナイ川で実施しました。
    結果、カヌーツアーが10組(ガイド含め49名)でほとんどが県外からの利用者で、家族連れも数組いました。
    西表島の暑い夏が始まり、学校も夏休みに入ることからこれからは家族連れのカヌーツアー客も多くなることでしょう。

     


    ピナイサーラの利用客


    ピナイサーラの利用客

     

    ※奥山での降雨により、急激に川が増水することがありますので注意してください。
    また、山の中は日陰ですが、気温・湿度が高いので十分な水分補給をして熱中症対策を心がけ
    てください。

    日付

     平成29年79

    タイトル

     大原中学校の仲間川筏下りを支援

    コメント

    大原中学校の「三大行事」の一つとして全校生徒による仲間川筏下りの実施に伴い西表島及び仲間川周辺の森林生態について、事前学習の要請があり7月6日(木曜日)に実施しました。
    7月9日(日曜日)の当日は、生徒22名と教職員等の総勢55名(センター職員2名、森林官1名含む)が6時30分に大富船着場に集合し出発式を行った後、観光船で仲間川上流まで移動し、学年別3艇、教職員等2艇の計5艇の手作り筏に分乗し8時頃から筏下りを開始しました。途中、観光船とすれ違うたびに筏に乗った生徒たちは観光客に手を振ったり、暑さのあまり川に飛び込んだりして思い思いに筏下りを楽しみました。
    また、筏上ではそれぞれで準備した昼食(バーベキュー、そうめん等)をとりながらゆっくりと川を下っていきました。なお、ゴール近くでは干潮で川が浅くなっていたことから、筏を降りて押したり、引っ張ったりしながら、全員が無事にゴールすることができました。

     


    事前学習の様子


    筏下りの様子

     

    日付

    平成29年629

    タイトル

    平成29年度ヒナイ川・西田川の利用状況調査(6月分)報告

    コメント

    6月期の利用状況調査を西田川は7日(木曜日)、ヒナイ川は29日(木曜日)に実施しました。
    結果、西田川は海外からのカヌーツアーが1組(ガイド含め4名)、ヒナイ川カヌーツアーが25組(ガイド含め116名)でほとんどが県外・国外からの利用者で、家族連れも数組いました。
    梅雨も明け、カヌーツアー利用者も多くなってきましたが、あまり雨が降っていないせいか滝を流れる水量が少なかったようです。




    サンガラの滝利用客


    ピナイサーラの滝利用客

     

    日付 

    平成29年6月16日

    タイトル

    仲良川流域におけるマングローブ林倒伏被害調査を実施 

    コメント

    6月16日に仲良川流域において発生しているマングローブ林の倒伏被害地を調査しました。調査は、被害により生じたギャップがどのように再生していくかを定点撮影や状況確認により毎年継続的に観察していくものです。
    今回の調査では昨年と比較して大きな変化は認められませんでした。稚樹の発生状況では、昨年同様河川上流域では発生は少なく、特に上流域右岸での稚樹の発生はみられませんでした。しかし、下流域では稚樹が多く発生していることが確認できました。
    なお、この倒伏被害は、八重山地方を襲った観測史上1、2位の最大風速65~70mを記録した平成18年9月の台風13号及び平成19年9月の台風12号によるものです。

     

     
    稚樹の発生が少ない河川上流域

     
    稚樹が発生している河川下流域

     

    日付

    平成29年5月11日・6月13日

    タイトル

    森の巨人たち百選「ウタラ川上流のオヒルギ」と「仲間川上流のサキシマスオウノキ」の調査を実施

    コメント

    森の巨人たち百選に選定されている「ウタラ川上流のオヒルギ」の調査を5月11日に、「仲間川上流のサキシマスオウノキ」の調査を6月13日に実施しました。

    オヒルギについては、老齢木であることから、平成26年度に台風等による枝折れ防止対策などの保全措置を実施しています。今回の調査では、樹勢での大きな変化は認められませんでしたが、地盤高が平成27年3月のアナジャコ塚除去後より平均で7cm程度高くなっているので、今後の推移を見守ることとしています。
    サキシマスオウノキの生育状況には大きな変化は認められませんでしたが、昨年度は大きな台風による影響が少なかったためか、昨年と比較して樹冠が広がっていることが確認されました。また、着生及び周囲に生育するアコウがサキシマスオウノキの生育に支障を来していることから、今後も注意深く観察していくこととしています。



    ウタラ川上流のオヒルギ


    仲間川上流のサキシマスオウノキ


     

      着生しているアコウ

     

    日付

      平成29年5月25日

    タイトル


      平成29年度ヒナイ川の利用状況調査(5月分)報告

    コメント

    5月期の利用状況調査を25日(木曜日)にヒナイ川で実施しました。
    当日は、梅雨空の曇った日で時折小雨が降ったせいか、カヌーツアーが7組、利用者は22名(ガイド含む)と普段より少なく感じました。
    今回は、ほとんどが県外からのツアー参加者で、大半がピナイサーラの滝上と滝壺を巡る一日コースの利用者でしたが、降雨後で水かさが増え、滝上までの歩道も滑りやすくなっていたので、滝上を断念される利用者もいました。
    ガイドの話では、梅雨が明けて天候も良くなればツアー客も増えるとのことでした。


    船着場から見える滝 
    (降雨後に出現する無名の滝)


    カヌー船着場の様子 

     

     

    日付

    平成29年5月13日

    タイトル

    船浦中学校の浦内川筏下りを支援

    コメント

      5月13日(土曜日)に、船浦中学校の三大行事である浦内川筏下りが実施されました。
      当日は、生徒15名と教職員、保護者、支援者の総勢45名で行われ、当センター職員2名と租納森林事務所森林官も森林環境教育の支援として参加しました。7時45分に浦内川駐車場に集合し出発式を行った後、浦内川上流の軍艦岩まで観光船で移動し、生徒と教職員等数名は3艇の手作り筏に分乗。また、支援する教職員、保護者等は船やカヌーに乗り、9時頃から筏下りを開始しました。
      筏に乗った生徒たちは観光船とすれ違うたびに手を振ったり、近くにある滝で休憩をしながらゆっくりと下っていきました。ゴール前のチェックポイントでは、琉球大学の先生からオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギの葉や根の違い等の講義を受けるなど、西表島のマングローブが日本で最大の広がりがあることを知りマングローブを大切にしていきたいなどの話がありました。
    最後は3艇での競争が始まり、櫂で漕ぐ艇、みんなで筏を押す艇があり、残っている力をそれぞれ出し尽くし、全員無事ゴールし記憶に残る一日となりました。

     
    筏下りの様子


     筏下りの様子

     

    日付

     平成29年4月28日

    タイトル

    平成29年度ヒナイ川・西田川の利用状況調査(4月分)報告

    コメント

    4月期の利用状況調査を西田川は20日(木曜日)、ヒナイ川は28日(金曜日)に実施しました。結果、西田川はカヌーツアーが1組、利用者は3名(ガイド含む)、ヒナイ川はカヌーツアーが12組、利用者は47名(ガイド含む)でした。
    ヒナイ川、西田川の両調査日とも県外及び外国からの利用客で西表の自然を楽しんでいました。

     
    ピナイサーラの滝利用客


     サンガラの滝利用

    〈お願い〉 当センターでは本年度もヒナイ川(毎月1回)及び西田川(2ヶ月に1回)において利用状況調査を実施します。調査に当たってはガイドの皆様方のご協力が欠かせませんので、よろしくお願いいたします。また、利用に当たっては無理をせずケガなどがない様にお願いいたします。

    お問合せ先

    西表森林生態系保全センター
    〒907-0004
    沖縄県石垣市登野城55-4 石垣地方合同庁舎1階
    Tel:0980-88-0747
    E-mail :ky_iriomotehozen@maff.go.jp

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