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近畿中国森林管理局

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    「滑マツ保存会」による現地調査(平成27年11月10日)


    巨木滑マツ

    ”滑マツ(なめらまつ)”という、貴重なマツを保護するため、山口森林管理事務所では平成2年に滑マツの多く残る区域を保護林(滑山林木遺伝資源保存林)に指定して伐採を禁止し、維持・保存に努めてきました。
    現在、その滑マツも老衰等による立ち枯れが目立ってきており、地域の貴重な資源である滑マツを広く国民の皆様の応援を頂きながら保存・再生させていくため、平成26年3月に地元の有識者で構成する『滑マツ保存会』を設立しました。

    「滑マツ保存会」の活動として、検討会及び現地調査を年数回実施しています。今回は、平成26年4月の第1回目、平成26年11月の第2回目に続いて、第3回目の現地調査を、平成27年11月10日に実施しました。当日は、保存会メンバーをはじめ、メンバーの所属団体からの参加者を含め総勢20名が、滑マツのクローン育成試験地や、松枯れ防止薬剤樹幹注入実施木の状況を調査しました。また、保護林には指定されていませんが、その隣接地に約90年生のマツの群落があり、その状況を確認するとともに、今後の施業について話し合いました。

    今後は、今回の現地調査などを踏まえ、滑マツの保存・再生方策についての検討会を来年2月頃に開催する予定です。また、滑マツに関するPR活動も含めてメンバーとともに行っていきます。(業務グループ岡本博己)

     

    滑マツのクローンの育成試験地

    滑マツのクローンの育成試験地

    松枯れ防止薬剤樹幹注入実施木

    松枯れ防止薬剤樹幹注入実施木

    約90年生のマツ

    約90年生のマツ

    約90年生のマツの遠望

    約90年生のマツの遠望

    お問合せ先

    山口森林管理事務所

    ダイヤルイン:050-3160-6155

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