「シカ被害対策における新たな捕獲方法(小林式)に係る現地検討会」を開催しました。
令和元年11月27日、丹比地区公民館(八頭郡八東町北山)及び扇ノ仙国有林(八頭郡八頭町妻鹿野地内)において「シカ被害対策における新たな捕獲方法(小林式)に係る現地検討会」を開催しました。
この検討会は、鳥取県内のシカの生息数が過去10年間で2.1倍に増加し、県東部を中心に農林業被害が増加する中、設置が容易で、捕獲効率が高い新たな捕獲方法「小林式」を紹介するため開催したもので、県、市町及び森林組合の担当者や猟友会の会員など19名が参加しました。
前半は、座学により「小林式」の概要を説明し、後半は、扇ノ仙国有林において設置方法を実演により説明しました。
参加者からは、「仕掛ける場所の選択が容易で、初心者でも捕獲できそうだ」、「思ったより簡易に設置できるので、初心者でも扱えると思う」、「シカの習性をうまく利用しており、捕獲の推進が期待できるので使用してみたい」との感想がありました。
また、 地元テレビ局や新聞社の取材もあり、検討会の様子が放送や記事として取り上げられました。
鳥取森林管理署では、地域の要請を踏まえ、新たな捕獲方法「小林式」の普及に向け引き続き取り組むこととしています。
検討会の様子(座学) 検討会の様子(実習)
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