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近畿中国森林管理局

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    オニグルミの播種試験

    輸入材の減少による、国産広葉樹へのニーズが高まる中、島根森林管理署では国有林フィールドを生かした取組として、
    島根県中山間地域研究センターと共同でオニグルミ(早生樹)播種試験を実施しています。
       
    (島根県中山間地域研究センターのエントランスに展示されたオニグルミ材のテーブルと椅子)

    島根森林管理署の取組


        島根森林管理署では島根県中山間地域研究センターと共同で国有林の伐採跡地で、オニグルミの播種・育成の実証に取り組んでいます。
        平成31年4月にオニグルミの実を同センターと共同で伐採跡地に播種し、現在はその追跡調査を行っています。
        今後、随時記事を更新していく予定です。

        ☆オニグルミの成長記録    

          ~番外編~オニグルミのコンテナ(風)苗木(令和2年9月24日) NEWアイコン

          播種から1年以上経過しました(令和2年8月5日) NEWアイコン

            オニグルミ共同試験地調査の結果(令和元年11月11日) 
     
            オニグルミ発芽率約50%(令和元年7月9日)

            オニグルミが続々と発芽しています(令和元年6月11日)
      
            オニグルミ発芽第1号(令和元年5月29日)
      
            早生樹(オニグルミ)の植栽試験が始まりました(平成31年4月25日)
     
         

    オニグルミの良さ

    オニグルミには「材質が良い」「低コストで造林できる」「くるみを収穫できる」といった良さがあります。
       
    1.材質が良い

        クルミ科の木材はウォールナットとして知られ、世界三大銘木の一つと言われています。
        オニグルミもまた、クルミ科であるため材質が良く、日本で収穫できるウォールナットとして期待されています。

    2.低コストで造林できる

        オニグルミはスギ・ヒノキとは異なり、種を蒔くことで造林することが可能です。
        初期成長が良いことでも知られており、低コストでの造林が期待できます。
        ただし、ほかの樹種同様、種の選別は必要です。

    3.くるみを収穫できる

        オニグルミはクルミ科なのでクルミを収穫できます。クルミにはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
        一般に広く食されているペルシャグルミと比べ、可食部が小さい、実が取りにくいといった難点はありますが、
        味は渋みが少なく、クリーミーで濃厚であると言われています。

    お問合せ先

    島根森林管理署

    ダイヤルイン:050-3160-6130