ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 吉田国有林で第25回ふれあい森林教室を開催
更新日:26年10月30日
担当:総務グループ
平成26年10月10日(金曜日)、吉田国有林の「安寿の森吉田」において協定相手方である地元敬老会「吉田寿会」の協力を得て、安来市立南小学校の5年生15名を迎え、ふれあい森林教室を開催しました。
当日は安来市役所や吉田交流センターの皆さんにも参加・協力していただきました。
まず、熊野署長から「森林に親しみ、森林の働き、環境について学んでいただき森林に興味をもってください」との挨拶で始まり、午前中は、山桜、モミジの記念植樹と、職員によるパワーポイントを使った電子紙芝居と、昔ながらの自転車の荷台に乗せた紙芝居で森林の働きについて学びました。
記念の標柱を埋設
その後、林内の遊歩道を散策し、樹木名板を見ながら児童が大きな声で読み上げ、職員から樹木の名前の由来などを聞いたり、ネーチャーゲームをしたり普段あまり触れることの出来ない風景や森林の中で樹木に触ったり、匂いをかいだり、五感をフル回転させ自然と触れ合っていました。
昼食には、吉田寿会の皆様に地元の野菜を使った豚汁を作っていただきました。木育だけではなく、食育も意識した昼食となり、皆で美味しくいただきました。
午後からは、シイタケの植菌体験を行いました。自分で持ち帰るほだ木を作るとあって、太い木を選ぶ児童や、大変だからと細い木を選ぶ児童など様々でしたが、寿会の皆様に手伝っていただき、使い慣れないノコギリに悪戦苦闘しながら、約90センチに原木を切りそろえていました。その後、各自がドリルで空けた穴に種駒を打ち込み、名札を取り付けました。出来上がったほだ木は、学校で一定期間保管し、その後、児童が家に持って帰ることになっています。
シイタケの駒打ちに挑戦
その後の木工教室では、桜の枝を組み合わせて作ったフォトスタンドや輪切りを利用したキーホルダー作りに取り組み、感性を活かした個性豊かな作品が出来上がり、それぞれの作品を手に満足した様子でした。
木工教室でフォトスタンド、キーホルダー作り
最後に、児童代表から「学校で森林について勉強していますが、実際の森林での体験でたくさんのことが学べました」とお礼の言葉をいただきました。児童たちには、今回の自然の中での体験等をきっかけに、今以上に森林、林業に興味をもってもらえればとの願いをこめて閉会しました。
みんなで記念撮影
島根森林管理署
担当者:総務グループ総括事務管理官
ダイヤルイン:050-3160-6130
FAX:0852-24-5454