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近畿中国森林管理局

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    ヒサカキ


     雄花

     

     雌花

     

     サカキ(花)

     

    ヒサカキ(ツバキ科)Eurya japonica 

     北海道・青森を除く各地の山地で見ることのできる常緑の低木~小高木で、幹は暗褐色~黒灰色でなめらかです。

     葉は互生し、長さ3~7センチ、縁に浅い鋸歯があり、厚く表面に光沢があります。

     春、葉腋に5ミリ程度の、黄色を帯びた白色で鐘形の花を咲かせますが、ヒサカキは雌雄別株なので写真のように雄花と雌花の形が違います。また、花には強い臭気があります。この臭いが都市ガスの臭いに似ていると言われています。

     

      和名の由来

     関東地方では、サカキ(榊)の代用品として神事にヒサカキの枝葉を使用することから、『榊のように利用するが、榊ではない』ことに由来します。

     サカキ(榊)

     関東地方以西の山地の照葉樹林内に生育する常緑高木。

     幹は赤っぽく皮目が多い。葉は互生で長さ7~10センチ、縁は全縁。

     6~7月に葉腋に直径1.5センチ程度の白い花を付けます。

     木偏に神の名前のとおり、枝葉を神事に使うため、神社によく植えられています。

    お問合せ先

    滋賀森林管理署

    〒520-2134
    滋賀県大津市瀬田3-40-18
    Tel:050-3160-6115/077-544-3871