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更新日:平成26年10月27日

担当:森林整備部技術普及課

実践研修(近畿中国ブロック)

近畿中国森林管理局では、若手技術者(准フォレスター等)を対象に、地域において森林総合監理士活動を実践していく上必要な知識・技術をレベルアップさせるため、地域特性等を踏まえた課題等をテーマに設定し現地検討方式で行う実践研修を、岡山県新見市で行っています。

   実践研修では、近畿中国管内の若手技術者16名(県府職員12名、国職員4名)を対象に、3日間の日程で「低コスト造林への取り組みに向けた技術者としての在り方」をテーマに現地検討を行います。

 

 

平成26年10月22日~平成26年10月24日

1日目(平成26年10月22日)

 実践研修(近畿中国ブロック)がスタートしました。

この研修には、近畿中国管内(福井県、兵庫県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県)から、16名の研修生が岡山県新見市に集合しました。

 

開講式

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    近畿中国森林管理局   片山技術普及課長から「皆さんは、将来のフォレスター候補者であり、地域の森林・林業の牽引者として活躍いただくことが期待されています。この実践研修を通じて、フォレスター活動を実践する上で必要となる知識や技術のレベルアップをはかり、今後の活動に役立てて欲しいと思います。」旨の挨拶がありました。

 

オリエンテーション

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藤原講師(近畿中国森林管理局森林整備部企画官)から、研修の意義や目的等について説明がありました。

「主伐期を迎える森林が多くなりつつある現状の中、伐採後の再造林が採算性等の問題から難しくなっています。このため、主伐後の再造林について、できるだけ低コストで簡単に造林を行うノウハウが求められています。実践研修では、低コスト再造林実用化の実現に向け知識や技術を補強し、現地検討を行います。」

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情報交換を行う研修生

戦略を検討する研修生

アイデアを書き出す研修生

  まず、低コスト造林やコンテナ苗等の各地の取組状況について、班毎に情報を交換し、その後低コスト造林実用化及び種苗業者への支援に向けた戦略(アイデア)を絞り、付箋等に書き出し、情報共有を行います。

 

【講義】伐採~造林までの一貫作業システム

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研修1日目は、低コスト造林に係わる先進的な取組についての講義です。

奥田史郎講師(森林総合研究所関西支所森林生態系グループ長)から、伐採から造林までの作業システム、及びこのシステムに不可欠なコンテナ苗の特徴について講義がありました。

 

【講義】コンテナ苗生産技術

 長畑州三講師(豊並樹苗生産組合組合長)から、コンテナ苗の育苗・生産技術の特徴について講義がありました。

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コンテナ苗ついて講義を行う長畑講師

真剣に聴講する研修生

 

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▲コンテナ苗(左150cc、右300cc)  ▲根鉢部分を半分に切断

▲ 切断部分

 

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コンテナ苗を観察する研修生

コンテナ苗の根の部分を洗浄して、根の付き状態を確認

 

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質問に答える奥田講師

長畑講師への質疑

 

【講義】ニホンジカを中心とした獣害被害防止対策

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研修1日目の最後は、高橋裕史講師(森林総合研究所関西支所生物多様性研究グループ主任研究員)から、再造林の回避及び造林・育林コスト増大の一因となっているシカ被害の低減に向けて、シカの生態、防除技術、捕獲技術(体制を含む)について講義がありました。

 

明日は、現地(新見市内の国有林)でコンテナ苗の生育状況等の確認を行います。1日、お疲れ様でした。

 

 

2日目(平成26年10月23日)

 研修2日目は、新見市内の国有林(三室国有林・三光山国有林)で現地検討です。

 コンテナ苗の生育状況などの調査を行い、一貫作業システム及びコンテナ苗の導入・普及等について検討を行います。

 

【現地実習】三室国有林

本日のスケジュールや作業内容を確認した後、細川講師(森林技術・支援センター所長)から素材生産と造林の2つの契約を1つの契約として発注する一貫作業システムの概要説明を行いました。

続いて、奥田講師から、伐採・植付一貫作業下でのコンテナ苗と普通苗の活着率、成長比較、植栽時の作業効率などについて説明がありました。

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スケジュール説明

細川講師の説明

奥田講師の説明

 

講師陣からの概要説明のあと、まずは、コンテナ苗と普通苗の活着、上長成長の調査を行います。

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▲生長量調査(苗高)

▲生長量調査(苗径)

次に、植栽されたコンテナ苗と普通苗の堀取り調査を行い、側根の発生と伸長量、側根の発生箇所とその位置などの確認を行います。

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堀取り作業

側根調査(コンテナ苗)

側根調査(コンテナ苗)

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根の伸長調査(コンテナ苗)

根の伸長調査(普通苗)

側根の確認(コンテナ)

続いて、池田講師(森林技術・支援センター森林技術専門官)からコンテナ苗と裸苗の植付作業の功程や植栽方法、植栽器具の説明が行われ、研修生自ら、実際にコンテナ苗の植え付けを行い、普通苗を植栽した時よりも植付の容易性などを確認しました。

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植栽器具の説明

コンテナ苗の植栽方法の説明

 

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【現地実習】三光山国有林

午後からは、三光山国有林に移動し、一貫作業システムで事業を行った試験地を確認しました。

最初に池田講師から、試験地の概要とコンテナ苗と普通苗の活着や成長状況などについて説明がありました。

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 その後、コンテナ苗や普通苗等の植栽状況や植栽木と競合する植生の繁茂状況を確認しました。

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▲生育状況の確認

▲下刈り省略試験地で、繁茂状況を確認

▲質疑応答

 

発表とりまとめ

 研修会場にもどり、明日の発表に向け、現地で確認した問題・課題を整理し、次の点の取組を中心に、その解決策の検討を班毎に行います。

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【検討内容】

 

・苗木生産の今後の在り方

 

・低コスト(植付~下刈)造林に向けた工夫

 

・森林被害対策の取り組み工夫

 

 

 

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検討が終われば、2日目は終了です。研修生の皆さんお疲れ様でした。

  

3日目(平成26年10月24日)

 研修最終日です。2日目に検討した内容について、3グループに分かれて発表を行います。

発表

1班→2班→3班の順に、KP法(紙芝居プレゼンテーション法)を用いて発表を行い、その後質疑応答を行いました。

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▲1班 ▲2班 ▲3班
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質疑応答の様子    

 

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細川講師

長畑講師

奥田講師

最後に、講師陣からの講評と取り纏めがあり、検討は終了です。

 

閉講式

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 閉講式では、近畿中国森林管理局片山技術普及課長から、研修生の皆さんへ、今後の活躍への期待を込めたメッセージで締めくくりました。

研修生の皆さん、3日間の研修お疲れ様でした。

 

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森林整備部技術普及課
代表:050-3160-6700(内線3482)
ダイヤルイン:050-3160-6700
FAX:06-6881-2055

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