ホーム > 報道・広報 > 災害関連情報 > 森林管理局からの災害関連情報 > 平成26年8月19日からの大雨による広島県の山地災害発生箇所への対応状況 > 8月19日からの大雨による広島市における山地災害対策検討会(第2回 平成26年12月4~5日)の概要について


ここから本文です。

プレスリリース

平成26年12月10日

近畿中国森林管理局
広島県森林保全課

8月19日からの大雨による広島市における山地災害対策検討会(第2回 平成26年12月4~5日)の概要について

 平成26年12月4日(木曜日)~12月5日(金曜日)に開催された「8月19日からの大雨による広島市における山地災害対策検討会(第2回)」(現地検討)の概要をお知らせします。

 なお、今回の検討会の概要は、次のURLで公開します。

http://www.rinya.maff.go.jp/kinki//tisan/hirosima_saigai/committee.html

1 開催日時等

 日時:平成26年12月4日(木) 14時10分~
      平成26年12月5日(金) 14時20分迄

 場所:広島市安佐北区可部高松山国有林、犬戻鳴山国有林、美濃越等

2 概要

 広島市安佐北区可部高松山国有林等の現地検討において、委員から以下のような意見がありました。

  • 大量の降雨が短時間に尾根付近の斜面に流入後、地中で水が集中し斜面から水が噴き出したことが崩壊発生の要因と考えられる。また、崩壊発生後、かなり長い時間にわたり、流水が、崩壊した斜面や土石流が流下した斜面を侵食したことが認められた。
  • 今回の崩壊や土石流の発生形態は、平成22年に広島県庄原市で発生した崩壊や土石流の発生形態と似ていると言える。
  • 治山ダムに土石流の減勢効果が認められた。
  • 土石流が流下・堆積した箇所に約180年前に植えられたケヤキなどが、新たな土石流による被害を軽減したことが認められた。
  • 今後の対策として、崩壊・流出する土砂への対策としての治山ダム等の設置などに加えて、治山ダム等を流下する水の対策としての流末処理対策が必要である。
  • 土石流対応の治山ダム等が設置されたとしても、土石流がそのダムを乗り越える場合があるため、治山ダム等が設置されても100%安全ということではなく、災害は起こり得るものと警戒する認識が必要である。

お問い合わせ先

計画保全部治山課
代表:050-3160-6700(内線3487)
ダイヤルイン:06-6881-3487
FAX:06-6881-3564

治山課長:徳留 善幸
課長補佐:山田 浩之

広島県森林保全課
TEL:082-513-3706
治山担当監:佐藤 親夫
 主 幹 :小笠原 貞夫

森林管理局の案内

リンク集