平成28年2月8日、近畿中国森林管理局会議室において、「第4回近畿中国森林管理局国有林材供給調整検討委員会」を開催し、供給調整の必要性等について検討がなされました。
検討の結果、「秋以降、需要期に入り、住宅建設も順調でプレカット工場は高い稼働率が続き、製品の荷動きも活発であったが、その後不需要期に向かい、緩やかに落ち着いてきたところである。供給は好天が続き、多めの出材であったが、地域によっては年明けの降雪の影響もあって出材が減り、全体に荷動き、価格ともほぼ横ばいで推移している。合板は一部タイト感があり、相場は強保合で推移している。チップについては、新規バイオマス発電施設の稼働等により、他地域、他分野との競合がみられる地域もある。総じて需給はひっ迫した状況にはなく、現在、特に国有林材の供給調整の必要性は認められない。」との意見がまとめられました。
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