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東中国山地緑の回廊とは・・・
中国山地の東縁部にあたる東中国山地は、兵庫県、鳥取県及び岡山県境に位置する脊梁山地です。
「東中国山地緑の回廊」は、ここの国有林に設定している5カ所の保護林と、隣接する野生鳥獣との共生を目指した森林づくりが行われている民有林を連結して、野生動植物の生息・生育地の拡大と相互交流を可能とし、より効果的に森林生態系の保護・保全を図ることを目的として平成19年に設定しました
総延長は約42km、総面積は7,064ヘクタールで、国有林だけでなく、上山高原などの民有林も含んでいます。詳しくは東中国山地緑の回廊のページをごらんください。
この回廊では、今後のあり方、維持の仕方を皆さんと一緒に考えるために、シンポジウムやワークショップを参加者を一般の方から募集して開催しています。
平成19年度は鳥取県内にてシンポジウムを、平成20年度は岡山県内で、21年度は兵庫県の新温泉町上山高原で、22年度は鳥取県の智頭町でワークショップを開催しました。
開催日:平成23年7月30日(土曜日)
開催場所:鳥取県八頭郡若桜町「わかさ氷ノ山自然ふれあいの里」
募集人員:40名(先着順とします。小学生以下は保護者同伴が必要です。)
申込期限:平成23年7月26日(火曜日)
参加費:1人1,000円(当日の保険料及び若桜町名産昼食代)
申し込み・お問合せ先:詳細についてはこちらをご覧ください(PDF:2,453KB)
平成22年7月24日(土)、鳥取県智頭町にある「芦津水辺の森」及び鳥取森林管理署館内の沖ノ山国有林で、「東中国山地緑の回廊」ワ-クショップを実施しました。
当日は、天候にも恵まれ一般参加者の方、関係者が集まり、自然豊かな「芦津渓谷」沿いのトレッキングコ-スの散策を行いました。
午前のトレッキングは、歩道脇の「鳥帽子岩」や「小豆転がし」など自然が創り出した岩の姿に魅せられ、足下に森林鉄道跡の石垣を踏みしめながら、コナラ等の天然木に触れることが出来ました。
午後からのトレッキングでは、手入れが行き届いた芦津財産区のスギ人工林を散策し、途中の渓谷では、疲れ気味の足を清流に浸し一息入れ、森林の木陰でリラックス体操するなど、森林浴を満喫しました。
「ブナ天然林でエコ体験してみませんか~上山高原体験トレッキング~」と題した平成21年度のワークショップは、恵まれた天候のなか、公募で参加された一般の方や関係者約70名が「東中国山地緑の回廊」の最北端に位置する兵庫県新温泉町の上山高原にある「上山高原ふるさと館」に集合の後、マイクロバスで現地に移動して始まりました。
講師やインストラクターの指導を受けながら、午前は森林づくり体験として、上山高原エコミュージアムのブナ植栽箇所で草刈り作業を行いました。
作業後は、日本イヌワシ研究会須藤一成氏から「猛禽類等に配慮した森林づくり」について、実物大の写真を使った説明を受けました。
昼食には地元食材を使用したおいしい郷土料理に舌鼓。
午後には上山高原エコツアーとして、ブナ天然林のトレッキングを行い、樹齢180年以上のブナをはじめ、ミズナラ、イタヤカエデなどが林立する爽秋の森で、自然観察や森林の美しさを体感しました。
近畿中国森林管理局では、野生鳥獣と共生し地域の発展に資する森林づくりを目的として、この緑の回廊の南西部に位置する岡山県西粟倉村にある若杉天然林をフィールドとして、ワークショップとエコツアーを開催しました。
若杉天然林は、樹齢200年以上のブナをはじめ、ミズナラ、カエデなどの巨木が林立し、クマなどの野生動物のすみかとなっている天然林です。氷ノ山後山那岐山(ひょうのせんうしろやまなぎさん)国定公園の特別保護地区となっており、「森林浴の森日本百選」にも選ばれています。
公募の結果、77名の参加を得ることができ、また、天候にも恵まれ、午前のエコツアー、午後のディスカッションともに、盛況のうちに幕を閉じました。
ワークショップでは、この若杉天然林を散策し、隣接する回廊の森林づくりや地域の発展に向けた利用のあり方などについて参加者の皆さんとともに考えました。
鳥取大学教授日置佳之氏
西粟倉村森の村振興公社事務局長上山隆浩氏
上山高原エコミュージアム代表理事小畑和之氏
氷ノ山自然ふれあい館自然解説員高橋宏氏
木の里工房 木薫 代表取締役 國里哲也氏
日本イヌワシ研究会事務局長須藤明子氏
東中国山地緑の回廊を設定したこの年は、鳥取県八頭郡若桜町の氷ノ山自然ふれあい館「響の森」でシンポジウムを開催しました。