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近畿中国森林管理局

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    桃木峠(ももきとうげ)の大杉

    特徴

    もものきとうげのおおすぎ車で国道158号線を大野市から和泉村へ向かう途中、大野市街地はずれの左前方山並みの中に巨木を見ることができます。
    大野市指定の天然記念物です。

     

     

     

     

     

     

     

    由来

    泰澄大師(たいちょうだいし。白山を開山した人と言われています。)が峠で昼食をとった時、地面に挿した箸が根付いたと言われています。

    この峠を越す人や馬の目印であったりしたことから、根元に小さな祠(ほこら)があり、昔を語りかけるようなお顔のお地蔵様が祀(まつ)られています。

    周囲の状況

    この巨樹の周囲はスギ(30~40年生)の人工林で一部広葉樹の小径木が混交しています。

    少し足のばせば、幻の滝と言われている「大垂の滝(おおだれのたき)」やロックフィル式(岩石や土砂を複数の層に積み上げて建設する型式)のダムとしては国内屈指の「九頭竜ダム」があります。

    訪ねるにあたっての注意事項等

    根元周辺を踏み歩くことにより、悪影響が懸念されるため要注意。

    交通アクセス

    《公共交通機関によるアクセス》

    JR越美北線越前大野駅下車、タクシーで歩道入口まで30分。歩道入口から徒歩60分。

    《自家用車で訪れる場合のアクセス》

    北陸自動車道福井ICから国道158号を東進、主要地方道大野・勝山線から伏石地区を右折、「白山やまぶどう園」(落合地区)を経て、嵐谷林道を通り、約80分で歩道入口。歩道入口から徒歩60分。

     

    所在地 福井県大野市 経ヶ岳国有林1005林班い小班
    樹種 スギ
    胸高直径 幹周:800 cm
    樹高 40 m
    樹齢(推定) 400歳
    管理署 福井森林管理署
    (数値データーは平成12年時点のものです)

    お問合せ先

    森林整備部 技術普及課 企画係
    ダイヤルイン:050-3160-6751