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10月25日の土曜日、岡山県津山市のグリーンヒルズ津山にて、「第15回森林を考える岡山県民のつどい」が開催されました。
「森林を考える岡山県民のつどい」は、環境の世紀にふさわしい森林の保全や美しい森林づくりを推進するとともに、林業の振興と地域材の需要拡大を図ることを目的として平成12年から開催されており、今年度で15回目を迎えます。
ペンタホールでは基調講演やパネルディスカッションが実施され、テントブースでは県民参加の森づくりの推進等のPR活動や、県産材を用いた物品の販売等が行われました。
また、飲食店のブースなども軒を連ね、イベントを盛り上げました。
岡山森林管理署と森林技術・支援センター職員やOB(林野庁退職者)の方々を含め37名が参加し、つるかご作り、木工クラフト、苗木配布、パネル展示及び森林教室を実施しました。
つるかご作りは、老若男女の参加者が開始時間になると集まりはじめ、思い思いに作品を作っていました。
初めての方はつるに力を入れて曲げていく作業が難しいようで
「結構力がいるんですね」
「ちゃんと出来るか不安」
などの声が挙がりました。
しかし作成していくと形になっていく姿を見て満足そうでした。
また、何回も参加されている方は、職員顔負けの作品を作られたり、初めて参加した方にやり方を教えたり、非常に和気藹々とした雰囲気でした。
木工クラフトは、大盛況で場所が足りなくなったため、パネルを展示しているスペースを利用して、そこで木工クラフトを実施するほどでした。
親子で仲良く作られたり、こどもたちが夢中になっているのを優しく見守る保護者の方、あるいはこどもたちより夢中になって作品を作られる方もいらっしゃいました。
作品はそれぞれ工夫が見られるものばかりで職員も感心していました。
今回、初めての試みとして、森林教室を実施しました。
木工クラフトのブース付近では「どんぐりはなにもの?」と題して、どんぐりの仕組みを説明し、つるかご作りのブース付近では「つるってなんだ」と題してつるの仕組みを説明しました。
作品を作成する皆様が一生懸命なところへ始めたのですが、手を止めて聞いてくださる参加者もいてとてもありがたかったです。
苗木配布では12時00分から配布開始でしたが、例年通り配布前から多くの方が並ばれていました。
参加者の方から
「去年もらったブルーベリーに実がついた」
「今も大事に育てています」
など嬉しいご意見を頂きました。
今後も苗木配布を通して参加者の方と心の交流が出来ればと思います。
イベントは終日快晴で、参加者の方と様々な体験を通して触れ合える貴重な一日を過ごすことが出来たと思います。
今後も参加し、一人でも多くの方に森林について考えていただく機会を設けていきたいと思います。
岡山森林管理署
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