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10月17日金曜日、岡山県津山市の津山市立西小学校にて、岡山森林管理署6名の職員が3年生の生徒36名を対象に、森林教室および木工クラフトを実施しました。
森林教室では、「木について学んでみよう」をテーマに、後に実施する木工クラフトと絡めて木材の良いところや、木製品ができる過程を説明しました。
木材の良いところでは
「見た目や触り心地が良い」
「熱を伝えにくく、触れると暖かい」
「音や衝撃をほどよく吸収してくれる」など実際に木製品や輪切りの丸太に触れながら木の良さを感じてもらいました。
丸太に触れると「良い香り」「臭い」など様々な意見が飛び交い、木と金属を交互に触ることでどちらが暖かいか聞くと「木がほんのり暖かい」などの意見が挙がりました。
子どもたちは話をよく聞いており、また職員の問いかけにも積極的に答えるなど、森林や木に関する意識の高さを感じました。
森林教室の後は木工クラフトに入ります。
簡単な注意事項を説明し、早速作業に取り掛かります。
今回のテーマは「木の輪切りの上で動物作り」です。
あえて作るものを限定する試みでしたが、見本を忠実に再現する子や、職員の予想もしない材料の使い方をし、想像を働かせて作品を作る子など多数の工夫を見ることが出来て、職員一同感動しました。
最後に、本日の体験を通して森林や木に興味を持って欲しい、学校内は自然にあふれているから大事にしましょうなどと伝え、学校内で採取した葉を葉脈標本にした「しおり」をプレゼントすると子どもからは好評でした。
後日子どもたちから送られてきたお礼状では
「森林についてよくわかった」
「森をたいせつにしたい」
「これからも森を守ってください」などの感想をいただきました。
今回の体験を通じ子どもたちが少しでも森林や木について身近に感じてくれるきっかけになればと思います。
岡山森林管理署
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