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7月26日(土曜日)、岡山県久米郡美咲町の中山国有林(ドコモ美作の森)にて、「ドコモ環境学習会」を実施しました。
「ドコモ美作の森」は、2004年に森林整備活動を目的として岡山県の水源地である吉井川上流の中山国有林に設定し、体験林業を毎年実施しています。
ドコモ美作の森ではスギ、ヒノキなどの針葉樹だけでなく、コナラ、シラカシ、スダジイなどの多種多様な広葉樹も植栽しております。
「ドコモ環境学習会」は、こどもたちへ自然の大切さ、森の楽しさを学んでほしいとの思いから、2004年より毎年広島県呉市の小学生とその保護者を対象に自然環境保護活動の一環として実施しているもので、岡山県内では今回初めて開催されました。
今回は森林教室及び林内散策、木工クラフト体験を地域の親子9名が参加し、(株)ドコモCS中国社員等の協力を得て実施しました。
ドコモ美作の森に入る前に、美咲町林業センターで森林教室を実施しました。
「森林のはたらきを知ろう」をテーマに森林の働きの中でも「水・土・空気」の3点に絞り、森林を皆で育んでいくことが大切ということを説明しました。
参加者は興味深く聞いていただきました。
森林教室の後は、ドコモ美作の森へ向かい、森を一周できる歩道を散策しながら
林内で生育している植物の名前や葉の形、特徴等を説明し、木工クラフトに使用する材料探しも行いました。
林内では美しい幹肌をしたリョウブに触れてみたり、特徴ある匂いのクロモジを嗅いで見たりとただ教えるだけでなく、五感を使って植物を知ってもらいました。
こどもたちの反応も様々で、幹肌が気に入ったのかずっと触っている子、においをかいで「くさい!」と叫ぶ子などがいました。
散策の後は、本日のメインイベントである木工クラフト体験を行いました。
暑い中、親子で協力しあいながら作品を作っているところが印象的でした。
作品は、拾った材料の枝や葉を工夫して作られたアイディアあふれるものばかりでした。
実施した後のアンケートでは、
「森林に対する考えが変わった」
「こどもと一緒に森林を考える良い機会になった」
「森のものでいろんなものがつくれることをはじめて知り、とても楽しかった」
などの意見を頂きました。
今回、一般の方々に美作の森を通して自然に親しんでもらいました。
今後も多くの方々に森林について学んでもらえるよう積極的に森林教育などの普及・啓発に取り組んで行きます。
岡山森林管理署
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