ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 岡山森林管理署 > 情報コーナー > イベント情報 > 津山市立津山東中学校職場体験学習「つやまっ子・デビュー14」
6月11日(水曜日)から13日(金曜日)までの3日間、職場体験学習として津山市立東中学校2年生2名を受け入れました。
1日目、岡山森林管理署で業務概要、日程、注意事項などの説明を行い、午後から岡山森林管理署内の事務作業を行いました。
現場作業だけではなく、情報を集計し、処理しなくてはいけないことを身をもって体験してもらいました。
普段はパソコンを使う機会が少ないようで、終盤にかけて疲労が見えました。
2日目は、森林官の業務の一つである巡視に同行しました。
巡視とは森林内に異常はないか現地を歩き確認するものです。
今回は年間を通して登山者が多く訪れる那岐山国有林を巡視しました。
その際にシカ被害を防ぐために設置した防護柵の保守管理として防護柵にかぶさっている灌木をノコギリなどで撤去しました。
一生懸命の作業のかいあって、きれいになりました。
また、那岐山国有林はシカの被害が多く、シカの樹皮剥ぎの跡や、シカのふんなどを確認し有害鳥獣の被害等について学習しました。
さらに、登山者の方々が蜂の被害にあわないように蜂の誘引捕殺器を設置しました。
長時間、山を歩く機会はなかなかないようで、終盤は疲れが見えましたが、最後まで頑張ってくれました。
3日目は津山綜合木材市場を見学しました。
手際よく丸太を運搬するフォークリフト、丸太の長さや径級ごとに選木する自動選木機の稼動状況など、普段は見られない光景を見ることが出来ました。
その後は、メインとして立木津谷国有林にて間伐作業の見学及び林道内の転石撤去を行いました。
間伐作業を遠くからチェーンソーで木を伐倒する様子を真剣に見つめていました。
最後は立木津谷林道の転石撤去です。
転石を放置しておくと林道を走行する際にタイヤのパンクの原因にもなります。
作業的には地味ですが重要な作業です。地道に少しずつ道具を用いて撤去していきます。
骨の折れる作業ではありますが、生徒たちは黙々と取り組んでいました。
途中で雨が強まったため早めに事務所に戻り、職場体験での感想を聞いて無事3日間を終えることが出来ました。
生徒たちは、この3日間で協力し合う大切さや山を守ることの大変さや重要性を理解していただきました。
今回の経験をこれからの学校生活に役立ててほしいと思います。
岡山森林管理署
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