ドコモ美作の森　育林活動

  5月24日(土曜日)、岡山県久米郡美咲町の中山国有林にて、「ドコモ美作の森育林活動」を実施しました。

「ドコモの森づくり」は、自然環境保護活動の一環として、（株）NTTドコモ社員やドコモグループ社員が中心となり継続的に森林整備活動を行っているものであり、

全国に50箇所(総面積148ha)制定されています。

「ドコモ美作の森」は2004年に制定され、森林整備活動として岡山県の水源地である吉井川上流にある中山国有林を対象に緑豊かな森林にすることを目的とした

体験林業を毎年実施しています。

　今年度は、林内整備を（株）NTTドコモ社員42名、岡山森林管理署からは4名の職員と4名のOBの協力を得て、実施しました。

ドコモ美作の森はスギ、ヒノキなどの針葉樹からコナラ、シラカシ、スダジイなどの広葉樹と多種多様な樹種を植栽しています。

今回は、ドコモ美作の森を一周できる歩道の整備に、植栽木の樹名板の作成や植栽会場の下草を刈る作業を4班に分かれて実施しました。

作業前には、正しい道具の使い方やハチなどの危険な生物、ハゼ・ヌルデといったかぶれる植物等の紹介、また水分補給をこまめにするようにと、

熱中症対策などの注意喚起をしっかり行いました。

　下草刈は、普段お目にかかることのない大きな鎌を使って刈っていきます。

「5月でもこんなに草が生えているのか」

「去年きれいに刈ったのに、また延びてくるんだ」

と参加者は雑草の生命力に驚いていました。

樹名板作成では、一枚の長い板から樹名板を作成します。

ノコギリは使ったことがないという参加者もいましたが、時間はかかっても一生懸命ノコギリを引き、きれいに切っていました。

樹名板を思い思いにデザインをして、設置にとりかかります。

美しくなった樹名板に参加者の方々は満足そうでした。

                   

作業の後のわずかな時間を利用して、簡易的な森林教室（ドコモの森内にある樹種等について）を実施しました。

参加者からは、

「今日はいい勉強になりました。ありがとうございました」

「木って色んな種類があるんだなと改めて思った」

などの意見を頂きました。

　参加した（株）NTTドコモ社員皆さんが一生懸命整備したことによって、ドコモ美作の森も随分きれいになりました。

                  

 

今後は、ドコモ美作の森を社員だけでなく一般の参加者にも自然にふれあい体験してもらえるよう、当署も積極的に協力していきたいと考えます。