ニッセイ加茂川の森「育樹活動」

    12月8日土曜日に岡山県吉備中央町の加茂山国有林において「ニッセイ加茂川の森    育樹活動」として枝打ち体験を実施しました。

日本生命岡山支社や岡山県内の営業部の方などこどもも合わせて約50名の方が参加しました。

署からは、枝打ち体験での注意事項及び枝打ちの際の指導として3名が参加しました。

    当日の天候はなんと雪。足場が悪くなったり、急遽中止にならないか危ぶまれましたが、雪も本降りにならずに無事実施することが出来ました。

ちらつく雪の中で枝打ちに関する説明や注意事項を聞いてもらい、ラミネートを用いて、「枝打ちとは何か？」や「枝打ちとは何のためにするのか？」などを説明しました。

参加者の方は、こちらの質問にも明るく対応して下さり職員としても非常に説明し甲斐がありました。

枝打ちという作業の必要性を分かっていただいたところで、枝打ちのデモストレーションを実施しました。

例えば「枝はなるべく幹に接して切るように」や「細い枝もきちんと切る」「幹を傷つけないようにする」など実演を交えつつ、行ってはいけないことや注意することなどを説明しました。参加者の方は職員の実演の様子を寒い中、食い入るように見つめていました。

その後は、さっそく枝打ち作業へ。作業エリアに入る前に今一度注意して作業を開始しました。

職員は作業箇所を回り、ノコギリに慣れていない方には使い方などアドバイスし、また「斜面が急なので気をつけてください」や「とげのある木（ジャケツイバラ）があるので気をつけてください」など注意を呼びかけたら皆さんいい返事で応対頂きました。

そこから皆さんとコミュニケーションが取れて、和気藹々としたムードで枝打ち作業が出来ました。参加者の中には、ノコギリを上手に使う方もいて驚きました。枝打ちを黙々とやっている参加者のお子さんに「枝打ち、楽しい？」と聞いたら「うん！」と言ってくれてとても嬉しい気持ちになりました。

枝打ちを体験した方々からも「林内がすっきりしていい」「清々しい気分」など山に触れることが出来て嬉しいとの意見を多く頂きました。

気づくと予定していた1時間になる前に予想した範囲の枝打ちが終わり、とても驚きました。

短い時間でしたが、とても充実感のある時間になったのではないかと思います。

    皆さんの活動のおかげで節のない、いい材となることができると思います。最後は和気藹々と記念写真を撮り和やかな雰囲気の中でイベントを終えることが出来ました。