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9月29日の土曜日に岡山県久米郡美咲町にある「美咲中央小学校」にて、美咲中央小学校と千年の森つくりグループ共催で、「美咲の森感謝の集い」を実施しました。
これは美咲町内の千年の森の管理や保育事業の継続を通して、地球温暖化防止活動の一つとして二酸化炭素の吸収源となる森の創生・再生と、小学生などが参加できる「森つくり体験」の場を作るということで始められた「千年の森」の取り組みの集大成であり、こどもたちを始めとした一般の方に森についての理解を深めてもらうためにこのイベントが実施されました。
岡山署からは9人の職員が参加して、森林教室や木工クラフト体験を実施しました。
今回は、こどもたちをはじめ、一般の方にも森林についての知識を持って帰ってもらうために、森林教室を三部に分けて一部あたり15分、約1時間ほど行うことになりました。
森林教室の内容は、「森の再生」「木材の利用」「国土の保全」と一通り聞き終えると森林の流れなどが分かるようにと工夫したりもしました。
パワーポイントを用いてみたり、ラミネートを使って紙芝居形式にしたり、実際に合板や枝など実物を見せながら説明したりと三者三様で取り組みました。
大人の方もいらっしゃって、よく話しを聞いて下さいましたが、こどもには少し難しい話であったか少し退屈そうな感じでした。
その後は、木工クラフトを実施しました。実施する前に道具の使い方、木工クラフトの際、守って欲しいことなどを注意事項として伝えました。
低学年と思われる子もいれば、高学年と思われる子もいて、それぞれ自分のアイディアで作品を作ったり、作品見本を見ながら作ったり、また職員お手製の名札を見て作ると試みる子もいました。
どの子も非常に元気がよくて、話しかけたりすると、「これをつくってみたい」や「これはどうやってやるの」など聞いてくれたりしたので職員一同気持ちよくアドバイスやお手伝いをすることが出来ました。
作るものに囚われず作品見本のように作ってもそれに一手間くわえてみたりしていて、「ああ、おもしろい発想だな」や「お、こんなかわいらしい物も作れるのか」と職員はしきりに感心しっぱなしでした。
こどもの発想力も毎度さることながら大人の方もこども顔負けの「どういう発想をしたら作れるんだ」という作品も多くありました。
こどもたちも大人の方も楽しそうにでも黙々と作っており、とても楽しそうな雰囲気の中、イベントが終了しました。
時間が過ぎてしまっても、黙々と作っている子もいたりして「これだけ夢中になってもらえたら嬉しいな」と思いました。
今年度初めて行われたイベントでしたが、こどもたちのいい笑顔もたくさん見ることが出来て、有意義であったと思います。
来年度は森林教室も森林の流れをもっとこども向けにするなど工夫をして、よりよいイベントにしていきたいと思います。
岡山森林管理署
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