青少年育成事業「笑顔の親子いっしょにあそぼ」

  6月24日日曜日に美作大学体育館にて津山青年会議所主催の「笑顔の親子いっしょにあそぼ」が開催されました。このイベントは、クラフト市で作成したものを親子でプレゼントとして交換したり、ニコニコタイムといった親子で行う体操等の体験を通して親子の心のつながりを強くして、こどもに健全で豊かな心を育んでもらうことを目的としています。今年は、100組200人の親子が集まりました。

  当署は4名の職員が参加し、イベントの中で実施されるクラフト市で木工クラフトを行いました。

   今回の木工クラフトではこどもたちが3～5歳ということもあり、1.木のキーホルダー、2.木のおきもの、3.木のかお、というようにある程度作品を絞って作ってもらいました。作品の見本を見せながら、「どれが作ってみたい？」と尋ねると、こどもたちは「う～ん…」「どれにしようかな」と言いながら一生懸命考えていました。作りたいものを決めたら次は材料選びです。木の輪切り、種類の違うドングリ、松ぼっくりや短い枝から自分の使う材料を選んでいきます。どんぐりや松ぼっくりの大きさに驚く子、ドングリを手に持っては嬉しそうにこちらに見せてくれる子など自然の材料に触れたときの反応はとても活き活きとしていました。

  作るものをある程度限りはしましたが、その中でも木のかおを自分達で配置を考えたり材料を変えて作ったり、おきものも、枝の上にドングリやモミジバフウなどをつけてみたりと工夫を加えており、発想力に驚きました。どの子も作品を作るときは夢中で、真剣な表情をしていました。作品を見せてくれたりする子もいて、職員も楽しくイベントに取り組むことが出来ました。

 気づいたらイベント終了時刻でしたが、こどもは黙々と作品を作っていました。会場は終始こどもたちで、賑わっていました。

  このイベントの作品はこどもが親にプレゼントとして渡すもので、作品を通して親子の間の絆が強まるお手伝いをさせて頂きました。また、木工クラフトを通じてこどもたちを始め、作品をもらったお母さん・お父さんにも少しでも木や森について興味を持ってもらえるいい機会になればと思います。