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近畿中国森林管理局

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    『森の幼稚園』開催に協力

      520()、大亀谷国有林において、遊々の森協定を締結しているひかり幼稚園の「森の幼稚園行事」が開催されました。
      この森の幼稚園は、春と秋に行われる森について学ぶ恒例行事で、年中さんと年長さん園児52名とその保護者60名及び兄弟16名を併せて115名が参加しました。
      
    まず最初に、各班毎に木の看板を使って記念撮影を行いました。次に、柴田園長から、スタッフとして参加した奈良森林管理事務所の高山森林技術指導官、松村総括森林整備官、赤膚ネイチャクラブ(ANC)代表リングホ-ファー・マンフレッド氏を紹介頂き、挨拶を行いました。

      
    高山森林技術指導官から、森の中に入る前の注意事項として、長袖・長ズボンの意味について、熱中症対策、森の中で危険な動物のハチ、ヤマカガシ、マムシ、トゲのある木、かぶれる木(ヤマウルシ、ヌルデ)に注意して頂くよう説明しました。特にオオスズメバチが誘引捕獲器に多く入っていることを事前に確認していたことから、写真を見せながら、見つけても手で追い払わないこと、大きな声で叫ばないことなどの注意事項を説明しました。
      
    また、森の中は街の整備された公園とは違って、道幅も狭く舗装もしていないこと。落ち葉や枝により滑りやすくなっている場所があるので、注意して歩くようお願いしました。
    森の入る前の注意
    【森の中に入る前の注意事項を説明】

      
    3班に分かれて、親子でフィールドビンゴゲームの題目を見つけながら、初夏の森を1時間程歩きながら満喫しました。
    森のたんけんビンゴに出発
    【森のたんけんビンゴに出発する子供たち】

      
    途中にある「森のひろば」では、フィールドビンゴの解説が始まりました。「ふわふわしたもの見つけられましたか。」と先生の問いかけに、園児たちは一斉に手を挙げておおきな声で「コケや花の綿帽子を見つけたよ。」と答えていました。参加者の中には、良いにおいのするものを見つけるのに苦労している親子もいました。
      この場所は、元々はアカマツ・コナラ林の林相であったものがカシ・シイ類の照葉樹林に遷移した森です。また、ここ数年カシノナガキクイムシによりコナラ・シイ類が枯れて伐倒燻蒸処理に取り組んでいる箇所でもあることから、先駆種のアカメガシワ、タラノキなどはたくさん育っていますが、ヤブニッケイ、クスノキ、クロモジなど良い香りのするものが育っていません。チャノキはありましたが、生の葉はお世辞にも良い香りはしませんでした。

      
    ANC代表リングホ-ファー・マンフレッド氏からは、夜飛ぶ蛾の仲間やコナラの実に穴を開けるゾウムシなど、資料を配付してこの森で見つけることができた生き物について説明がありました。
    リング氏からの森の生き物の話
    【大亀谷国有林に棲む生き物の話】

      
    また、カシノナガキクイムシ被害により大きく森の様相が変わったことから、大亀谷国有林管理運営協議会と奈良森林管理事務所が連携して、新たな森づくりに取り組むことを説明されました。
      
    最後に、国有林の出口に向かって出発し、予定していた時間内に無事終了することができました。

    お問合せ先

    奈良森林管理事務所

    〒630-8035
    奈良市赤膚町1143-20
    ダイヤルイン:050-3160-6150
    FAX番号:0742-53-1502