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近畿中国森林管理局

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    令和5年度「春日奥山古事の森」「斑鳩の里法隆寺古事の森」育成協議会を開催しました

       国宝・重要文化財等に指定されている神社・仏閣等の修復に必要な大径長尺材を確保するために、地域の育成協議会が奈良森林管理事務所と協定を締結して、「春日奥山古事の森」と「斑鳩の里法隆寺古事の森」の2箇所を国有林内に設定し、国民参加の森づくりを進めています。
      今年度は、令和5年6月29 日(木曜日)、奈良市内において、「令和5年度春日奥山古事の森育成協議会」を開催し、全ての関係機関から委員等21名が出席しました。
      会議は、春日大社禰宜の今井祐次会長の挨拶で始まり、古事の森の取組内容やこれまでの活動の歩み等についての紹介がありました。
      議事内容については、昨年度の活動報告として、興福寺の特別参拝を含めた普及啓発イベントの実施報告及び令和5年度啓発普及イベントの計画として森林整備(枝打ち)と地獄谷と春日山に所在する石窟仏見学ツアーの提案がなされ、承認されるとともに、令和5年度の森林整備の実施方法等について意見交換を行いました。
      また、令和5年8月30日(水曜日)には、当所において、「令和5年度斑鳩の里法隆寺古事の森育成協議会」を開催し、委員7名を含む11名が出席しました。
      会議では、法隆寺管長の古谷正覚会長より、「古事の森は、神社仏閣等の修復に必要な大径長尺材などを数百年かけて育成する超長期的なこれまでにないもの。関係者が連携して取り組んでいくことが必要。」などの挨拶がありました。
      議事では、令和5年度の普及啓発イベントについては、古事森の林内クリーン活動及び専門家による森林教室を実施することが決定されました。


    【春日奥山古事の森育成協議会】


    【斑鳩の里法隆寺古事の森育成協議会】

    お問合せ先

    奈良森林管理事務所

    担当者:森林技術指導官
    代表:050-3160-6150