YMCA学院高等学校で出前授業

  YMCA学院高等学校（大阪市天王寺区）からの依頼を受けて、平成25年12月9日出前授業を行いました。

  生徒さんは2～3年生の17名で、11時30分からの50分の1単元を受け持ちました。学校では、森林・林業の学習として、世界や日本での森林についての全般の学習の後、実際に現地での体験や森林に関わる職場の話を聞くなど森林環境教育として取り組んでいます。先週末には枚方市で、森林ボランティア団体の指導で間伐を体験してきたとの事でした。

  当センターで受け持ったのは、森林・林業に関わる職場の話をして欲しいという事で、箕面国有林で行っている「オオクワガタの棲める森づくり」についてスライドで写真を見てもらいながら、市民参加型の里山整備と学習の場として活用されている事などを話しました。

  先生からの依頼で、私たちがどのようにしてこの職場を選んだかや働いてみて感じている事など話してほしいということでしたので、担当した田中、瀧岡の両指導官から笑いを交えながら当時の事などを話しました。（二人とも30年以上も前に就職していますので二昔よりも前のこと）生徒さんは、みんな静かに私たちの話を聞いてくれていました。

  先生から「数学などの授業だったら、騒いで先生の話をきいていくれない生徒が、あんなに静かに聞き入ってくれた。自分たちに知らない世界の話しで引き込まれたんでしょうね。みんなには良い経験になったと思います」と喜んでいただけました。

生徒さん達は、これからどの職業を選んで進んでいくか考えているところとのことで、是非とも私たちの職場を目指して勉強に励んでほしいと感じました。