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近畿中国森林管理局

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    島根県緑の少年団連盟は、平成27年6月19日出雲市で総会を開き、併せて指導者講習会を行いました。

    講習会では、近畿中国森林管理局箕面ふれあい推進センター発行の「森林環境教育手引書(小学校編)」と「同推奨事例集」を執筆された京都教育大学の山下宏文教授の「森林環境教育の重要性と進め方」と題した講演会を実施されました。

    講演には、緑の少年団連盟関係者(小中学校教員)の外に、森林ボランティアやNPO関係者、県・市の技術者など約40名が聴講しました。

    緑の少年団活動をしっかり根付かせるには、普段から教育課程に密接に関わった進め方が重要であること、ESD教育(持続可能な開発のための教育)に森林を活用した手法が適していること、「関心喚起」から「理解の深化」、さらには「具体的な行動」に結びつける過程を重視することなどについて講演がありました。

    21世紀に求められるこども達の能力(単なる知識や技能だけでなく、参加する能動的態度、複雑な課題に自発的行動が出来ることなど)は、「森林環境教育」が求めるゴールと重なる部分が多いといった指摘は今後の活動に大いに勇気をいただきました。

    「森林環境教育手引書(小学校編)」は現場教育者に具体的な動きを作り出せる貴重な指南書であり、県内の全小学校に提供する計画です。

    お問合せ先

    箕面森林ふれあい推進センター
    ダイヤルイン:06-6881-2013
    FAX:06-6881-2055