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近畿中国森林管理局

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    「オオクワガタの棲(す)める森づくり下刈りイベント」発表会


    箕面森林ふれあい推進センターでは、6月30日(月曜日)に大阪府北部の箕面国有林において「オオクワガタの棲める森づくり下刈体験イベント」を、箕面市立萱野北小学校5年生53名を招いて開催しました。7月15日に、萱野北小学校において、イベントで実施した「森の探検隊」で体験したことを、こどもたちがとりまとめ、発表会が行われました。
    「森の探検隊」は、箕面体験学習の森内にニホンジカによる食害から守るネット等の設置や小鳥の巣、昆虫や植物に関するものなど、31箇所のポイントを設置し、ポイント毎に指令書(問題)とヒントの袋を置いて、指令書に従って班で考えて回答していきながら、ポイントを回るというものです。
    こどもたちは事前に、12班に班分けして、各班で相談して探検隊の名前、隊長ほかの役割分担、31箇所のポイントから探検したいポイントを最低5箇所選んで参加しました。当日は、班の全員で、選んだポイントを回りながら、指令書を見て、なぜなんだろうと議論して、その内容を書きとめたり、デジカメで写真を撮ってもらいました。
    小学校に帰って各班で、気づいたことや印象に残ったことを写真を交えて模造紙にまとめ、その発表会が7月15日に各教室(2クラス)で、元気いっぱいに行われました。

    「シカとの戦い」などは、12班のうち半数以上が探検しており、「シカが植物を食べることを初めて知った」「パッチディフェンスなど、ちゃんと工夫されていると思いました」「シカが入ってきて木などを荒らさないようにするためいろいろ工夫していて、毎日戦うのは大変だから工夫するのはいいことだと思いました。」など理解してもらえたようです。食べられる実(ニガイチゴやナガバモミジイチゴ)を食べたり、モリアオガエルの卵の観察、ウシガエルの声を聞いたことや森のエビフライ(リスの食べた松ぼっくりの残骸)を観察したりと色々な思いや発見が発表されました。
    普段体験できない森での出会いなどが心に残っているようです。これからも森に興味を持ってたくさん学んでほしいと感じました。

     

    お問合せ先

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