このページの本文へ移動

近畿中国森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    「命の大切さを学ぶ」体験第2弾!!「カブトムシ里親まつり(放虫編)」を開催


       10月6日(日曜日)、秋晴れの中、箕面国有林(箕面国定公園「エキスポ’90みのお記念の森」)において、NPOクワガタ探検隊との共催イベントである「カブトムシ里親まつり(放虫編)」を開催し、10家族、27名の方々に参加いただきました。
       このイベントは、「こだま通信104号」で告知済みの「カブトムシ里親まつり(飼育編)」の継続イベントとなります。7月7日のイベント参加者に託された地元産カブトムシを、各家庭で一夏飼育いただき、新たに生まれた生命(幼虫)をふるさとの山に返すことで「生命の尊さとつながりを体験」することをテーマに実施しました。また、四季折々の自然の素晴らしさや身近な動植物の観察を通じて、森林や自然が人とどのように関わっているのかを考える体験型のイベントです。
       
    創作紙芝居(マンモスくんにもらった赤い足) 熱心に紙芝居を聞く子どもたち
    創作紙芝居(マンモスくんにもらった赤い足)    熱心に紙芝居を聞く子どもたち
    西理事長からの説明 植物観察を楽しむ御家族
    西理事長からの説明 植物観察を楽しむ御家族
       
       当日は、NPOクワガタ探検隊西理事長夫妻による新作紙芝居(マンモスくんにもらった赤い足)により、命の大切さについて講義をいただいた後、秋の装い漂う国定公園内を森林散策し、最後に国有林内に設置している昆虫ベッドに育てたカブトムシの幼虫を放つ体験を行いました。御家族の中には、一家族で15匹以上の幼虫が生まれていた家族もあれば、残念ながら全く生まれなかった御家族もありました。
       
    森に住む虫を観察する子どもたち 熱心に植物観察をする参加者
    森に住む虫を観察する子どもたち 熱心に植物観察をする参加者
    参加者みんなで昼食 飼育されたカブトムシの幼虫
    参加者みんなで昼食 飼育されたカブトムシの幼虫
       
       放虫する前に、西理事長から、「この昆虫ベットにも自然のカブトムシが産卵しているから、幼虫を探してごらん」の合図を皮切りに、子どもたちは一斉に昆虫ベットの中に入り、幼虫を見つけるとすごいお宝を発見したように目を輝かし、喜んでいる姿が、印象的でした。
       
    自然に散乱した幼虫を捜索中 幼虫を見つけたよ!
    自然に産卵した幼虫を捜索中 幼虫を見つけたよ!
       
       この後、各家庭で育てられた幼虫も含めて、昆虫ベットにすべての幼虫が放たれました。
       最後に、NPOクワガタ探検隊から、カブトムシの幼虫のペアーが配られ(産卵が成功した家族は、その中から1ペアーを、それ以外の御家族はクワガタ探検隊が飼育していた地元産の幼虫が配られました。)、全員が半年後の羽化を目指す誓いを立てて、イベントは終了しました。
       
    参加者で放虫しました! 参加された皆様
    参加者で放虫しました! 参加された皆様
       
       参加者からは、「一連の飼育を通じて四季を感じたり、命の大切さを実感できた」「カブトムシになるのが楽しみ」「四季折々の自然や植物のことが学べて良かった」などの感想をいただきました。
       現代社会では、人々が日常生活の中で森林や林業に接する機会が少なくなっている中、自然に触れ、森に親しむことを通じてあらゆる生き物を慈しみ、豊かな心を育んでもらえるよう、箕面森林ふれあい推進センターでは、今後も様々な機会を通じて、国民の皆様方が自然に触れ合える場を提供してまいります。

     

    お問合せ先

    箕面森林ふれあい推進センター

    ダイヤルイン:050-3160-6745