ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 三重森林管理署 > 情報コーナー > 実施済みイベント情報 > 大台ヶ原・大杉谷の森林再生応援団ボランティア実施


ここから本文です。

山の日制定記念及び吉野熊野国立公園指定80周年記念イベント
「大台ヶ原・大杉谷の森林再生応援団」
~ボランティア実施~

 三重県と奈良県に跨がる大台ヶ原・大杉谷一帯では、ササ原の中に枯木や倒木が点在する風景が広がっています。しかし、今から半世紀前の昭和30年代には、鬱蒼としたトウヒなど針葉樹林が広がり、林床はコケに覆われていました。このように森林が衰退したのは、伊勢湾台風等による樹木の風倒、ニホンジカの個体数増加、公園利用者の増加といった複合的な要因が考えられます。このため、三重森林管理署と近畿地方環境事務所では、豊かな動植物からなる質の高い森林生態系を再生を目指した様々な取組をを行っています。その取組の一つとして、皮剥防止用ネットの取付があります。これは、ニホンジカによる皮剥ぎに弱いトウヒやモミを守り、立ち枯れを防ぐ効果があります。
 三重森林管理署では、ニホンジカ被害の実態と樹木保護の重要性を多くの皆さんに知ってもらうため、平成12年度からボランティアによる樹木保護活動を実施しています。
 今年度は、8月11日が山の日制定されたこと、吉野熊野国立公園が指定されてから80周年になることから、環境省近畿地方環境事務所と共催で、「大台ヶ原・大杉谷の森林再生応援団」として、9月24日(土)に実施しました。
 ボランティア募集には、三重県はもとより、大阪府、京都府、奈良県、和歌山県、遠くは静岡県からの応募があり、28名の皆さんが現地に集結しました。
 当日は、日本有数の多雨地帯である大台ヶ原の本領発揮で、朝から大雨となり雷注意報も発令されました。このため、稜線部での作業は中止とし、午前中は、上北山村の物産店の2階での学習会、午後は、ビジターセンター近くで皮剥防止用ネットの取付作業と防鹿柵内での植生回復状況の観察会となりました。
 勉強会では、環境省からは管野自然保護官が、林野庁からは中田地域統括森林官が、大台ヶ原、大杉谷における森林再生の取組状況を説明した後、森山岳救助隊長から、大杉谷に棲む野生動物や川を使った木材の搬出などの話しがありました。
 特に、ヤマセミが自分の羽を疑似餌にして魚を捕る方法など普段聞けない話ばかりで、参加者から多くの質問が出されました。
 昨年の雲一つない晴天の中での作業に比べ、少し物足りないかと心配でしたが、また違った意味で有意義な活動になったと考えています。
 このように「大台ヶ原・大杉谷の森林再生応援団」は、晴天でも雨天でもきっと満足してもらえる活動ですので、ぜひ、皆さんも来年は参加してください。

 

   0813(大台)      0784(大台)

                       全員参加で記念撮影                                    雨天の中でのネット取付作業

 

        0772(大台)            9230045(大台)

                       専門家による学習会                                      パッチディフェンスの設置 

お問い合わせ先

三重森林管理署 
ダイヤルイン:050-3160-6110
FAX:0595-82-8792

森林管理局の案内

リンク集