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更新日:2014年8月8日

夏休み親子木工教室を開催

 7月24日(木曜日)・25日(金曜日)の2日間、京都農林水産総合庁舎内において、「和食を学ぼう!」をテーマに、夏休み子ども「消費者の部屋」を近畿農政局と京都大阪森林管理事務所の共催により開催しました。これは、「食と農林業」をめぐる状況や施策について、小学生を対象として強く関心を持ってもらうために、展示や体験コーナーを通じて、毎年情報発信しているものです。

 当所は、1日目に自由木工工作(小1~小6)、2日目には箕面森林ふれあい推進センター田中自然再生指導官考案の「水源の森」ジオラマづくり(小5,6向き)を開催しました。両日共キャンセル待ちが出るほどの申込み状況で、2日間で85名の親子に参加していただきました。また、近畿農政局より3名、当所より15名、箕面森林ふれあい推進センターより1名がスタッフとして指導に当たりました。

木工教室
                    思い思いに木工に取り組む参加者

 自由木工工作では、今年は「木材も地産地消」をアピールすべく京都府産のスギ板やウワミズザクラの枝など、間伐材や除伐材を利用して材料を用意したほか、木の実や松ぼっくりも京都府内より集めました。開会の挨拶では、上野調整官から、日本の森林は今大きく育った木がたくさんある一方、国産材は外国産材に比べて使われていない現状を紹介し、循環型資源として国産材をもっと使用してほしい旨を参加者に伝えました。閉会後のアンケートの自由回答欄には、「木の実がたくさんあった」「珍しい材料があった」「京都府産の木材が使用出来て嬉しかった」等の反応がありました。また、「家庭ではなかなか触れることが出来ない木、工具、木工体験が出来て良かった」等の感想をいただきました。

水源の森ジオラマ見本
 水源の森ジオラマ

 「水源の森」ジオラマづくりでは、初めに「今日は、ぜひ“保安林”という言葉を覚えて帰ってくださいね。」と参加者にお願いし、植田森林技術指導官から、川の上流から下流にかけての森林の働きについて、髙津治山総括技術官から、保安林全般及び水源かん養保安林について説明しました。閉会後のアンケートの自由回答欄には、子供たちから「保安林についてよく分かった」「保安林について詳しく知れたことが良かった」「ただ作るだけでなく、保安林とはなんなのかを伝えてくださったのが良かった」、保護者からも「ふる里を思い作りました」「初めに保安林について説明してくださったり、製作中も森林について話してくださったのが良かった」「ジオラマをつくることによって、保安林の事がより分かり、勉強になった」「森についての話が聞けて良かった」等の感想をいただきました。

 

 

ジオラマづくり
                      ジオラマづくりに没頭する参加者

 両日を通して、子供さんのアンケートには「楽しかった」「面白かった」「また来たいです」「スタッフの方が親切に対応してくださり良かったです」「このようなイベントを続けてください」などたくさんの応援メッセージをいただき、大変嬉しく思いました。

   また、保護者からは「親子で楽しみながら集中して取り組むことができました」「保安林の事を学んだり、親子で楽しめる機会にもなり、有意義な時間が過ごせました」との感想をいただき、親子で楽しみながら日本の森林について考えることのできるイベントの重要性を再確認するとともに、「やって良かった!」と実感することが出来た夏の日の暑い2日間となりました。

 

 

 

 

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