夏休み親子木工教室を開催

　7月25日（木曜日）・26日（金曜日）の2日間、京都農林水産総合庁舎内において、『食べ物と農林業について考えてみよう！！』をテーマに、「特設！夏休み子ども『消費者の部屋』」を近畿農政局と京都大阪森林管理事務所の共催により開催しました。

　これは、「食と農林業」をめぐる状況や施策について、小学生を対象として強く関心を持ってもらうために、展示や体験コーナーを通じて、毎年、情報発信しているものです。当所は、木の良さに触れてもらうため、「夏休み親子木工教室」を開催し、京都市内ほか宇治市、亀岡市から、２日間で約８０名の親子に参加していただきました。

 　開催にあたり増田所長から、木の持つ特性や日本の木、国産の木を使うことの必要性について挨拶し、植田森林技術指導官による刃物など道具の使い方に関する安全指導を行った後、作業を開始しました。スタッフとして、近畿農政局職員５名、当所職員１２名、さらに今年はインターンシップの学生２名にも協力してもらい、指導に当たりました。  

　作業時間の２時間はあっという間に過ぎ、板材、輪切り材、どんぐり、小枝、松ぼっくり、木の実など用意された材料を利用して、思い思いの想像力豊かな作品が出来上がり、最後に撮った記念撮影では、どの子も満足そうな得意げな表情が印象的でした。解散時には、自分の作品を大事そうに袋に入れ、「ありがとうございました！」と元気に帰って行く姿は、こちらにも達成感を与えてくれました。

　今回の木工教室が、子供達にとって、夏休みの良き思い出として、また森林の大切さや木の良さを知る良いきっかけとなってくれれば幸いです。