平成29年度国有林モニター会議（第2回・滋賀県）の開催

  近畿中国森林管理局では、国有林に対する地域の皆様の理解を深めるとともに、双方向の情報・意見の交換を図り、一般の方からのご意見やご要望を国有林行政に役立てることにより、開かれた「国民の森林」にふさわしい管理経営を行うことを目的として、本年度は管内76名の方に「国有林モニター」をお願いしています。

  本年度第2回目の国有林モニター会議として、9月30日(土曜日)に11名のモニターの皆様にご出席頂き、滋賀森林管理署管内の奥伊吹（オクイブキ）国有林と八ツ尾山（ヤツオヤマ）国有林の現地見学と意見交換会を実施しました。

  午前中は、奥伊吹国有林において、シカ捕獲対策である「囲いわな」をご見学いただき、「わな」への誘引方法や捕獲の方法などの説明をしました。
  午後は、八ツ尾山国有林の森林整備箇所をご見学いただきました。ここでは、間伐の説明や国有林の境界標をご見学いただきました。モニターの皆様からは、これらの取り組み等について参考になった等のご意見をいただきました。

  現地見学後、高取山ふれあい公園において意見交換会を開催し、

  ・大型の公共建築物を木造で施工するコストは。
  ・今後林業に携わっていく後継者を増やしていくには。
  ・シカの対策について、広域的な対策は。

  など、活発な意見交換が行われ、多くのご意見をいただきました。

  今回の会議で頂戴した貴重なご意見・ご要望については、今後の国有林野の管理経営に反映させるよう努めてまいりたいと考えています。
  ご出席いただきましたモニターの皆様には、大変御多用のところ御出席いただき、貴重な意見等を賜りましたことについて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

             シカ囲いわな見学の様子                                     森林整備箇所見学の様子                                        意見交換会の様子 


  平成29年度 国有林モニター会議（第2回滋賀県）の概要報告(PDF : 5,014KB)
  意見交換会の概要(PDF : 2,015KB)