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近畿中国森林管理局

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    平成29年度国有林モニター会議(第1回・広島県)の開催

      近畿中国森林管理局では、国有林に対する地域の皆様の理解を深めるとともに、双方向の情報・意見の交換を図り、一般の方からのご意見やご要望を国有林行政に役立てることにより、開かれた「国民の森林」にふさわしい管理経営を行うことを目的として、本年度は管内76名の方に「国有林モニター」をお願いしています。

      本年度第1回目の国有林モニター会議として、9月9日(土曜日)に13名のモニターの皆様にご出席いただき、平成26年8月の広島豪雨災害により特に被害が集中した広島市内の高松山(タカマツヤマ)国有林と犬戻鳴山(イヌモドリナルヤマ)国有林の現地見学と意見交換会を実施しました。

      午前中は、高松山国有林において、広島豪雨災害の復旧のため実施している谷止工や山腹緑化工箇所をご見学いただきました。また、同現場では、シカによる食害が深刻なことから、シカ捕獲対策として「囲いわな」や「首用くくりわな」を設置しており、「わな」への誘引方法や捕獲の方法などの説明をしました。
      午後は、犬戻鳴山国有林の「治山ダム」をご見学いただきました。この「治山ダム」は、堤長133mと治山工事としては比較的大きい谷止工で、現地で発生した土石とセメントを混合した材料を使うことで、通常より工期とコストを縮減できたことを説明しました。モニターの皆様からは、これらの取り組みや「わな」、「治山ダム」について、初めて実物を見て参考になった等のご意見をいただきました。

      意見交換では、

      ・シカの頭数について、何%ぐらいの減少を目指していますか。
      ・シカ対策については国や県から補助金は出るのでしょうか。
      ・「わな」にシカ以外のものがかかった場合はどうされるのでしょうか。
      ・広島県では、森林環境教育などはどのように取り組んでいますか。

      など、活発な意見交換が行われ、多くのご意見をいただきました。

      今回の会議で頂戴した貴重なご意見・ご要望については、今後の国有林野の管理経営に反映させるよう努めてまいりたいと考えています。
    ご出席いただきましたモニターの皆様には、大変御多用のところ御出席いただき、貴重な意見等を賜りましたことについて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

               シカ囲いわな見学の様子                                         治山ダム見学の様子                                               意見交換会の様子


    平成29年度 国有林モニター会議(第1回広島県)の概要報告(PDF : 2,751KB)
    意見交換会の概要(PDF : 2,141KB)

    お問合せ先

    総務企画部 企画調整課

    担当者:林政推進係
    ダイヤルイン:050-3160-6700

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