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近畿中国森林管理局

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    近畿中国森林管理局では、国有林について地域の皆様の理解を深めるとともに、双方向の情報・意見の交換を図り、ご意見やご要望を国有林行政に役立てることにより、開かれた「国民の森林」にふさわしい管理経営を行うことを目的として、管内68名の方に「国有林モニター」をお願いしています。

    今回、11月6日(水曜日)に国有林モニター会議(第2回)を福井県敦賀市で開催し、福井森林管理署管内の国有林で行っている森林整備事業の現地見学及び意見交換会を実施しました。

    当初は、黒河山(くろこやま)国有林内で行っている治山事業や保護林事業など、奥山での事業を見学していただく予定でしたが、先般の台風の影響などにより、林道の一部が不通となったことから、都市近郊林として維持管理を行っている、天筒山(てづつやま)国有林(敦賀市)内の森林散策を行いました。

    モニターの方からは、「奥山の現状が見たかった」というご意見もいただきましたが、一方で「新たな視点で自然観察ができ、国有林に対する関心と興味が湧いた」などの感想も聞くことができました。

    午後から屋内に場所を移し、日本三大松原の一つである「気比(けひ)の松原(まつばら)」について、「白砂青松の松原の再生」への取組として、福井森林管理署が積極的に取組んでいる「気比の松原100年構想」を説明した後、意見交換を行いました。

     

    意見交換では、 

    • 森林の管理方針が頻繁に変わらないよう、継続した取組を続けてほしい
    • 小規模な林家にとって、林業は経営として成り立っていかないのではないか
    • 竹林が増加していることについて、早急に対応が必要ではないか
    • 国有林と民有林の境界について、もっと分かるような表示がほしい
    • 外国資本による森林買収について、水源地の保護等の観点からも一層の規制策に取り組んでほしい
    • 毎月の送付資料やアンケートについて、ポイントを絞って情報を提供し、意見集約を行ってほしい

     

    などについて、予定した時間を超過して活発な意見交換が行われました。

     

    次に、松原国有林(敦賀市)で行っている森林整備事業について現地見学を行い、松くい虫による松枯れのメカニズムや対策及び植生遷移などに関心をもっていただきました。

    また、気比の松原 再生に向け頑張ってほしいという力強い声援をいただき現地を後にしました。

     

    今回の会議で得られた貴重なご意見・ご要望を今後の国有林野の管理経営に反映させるよう努めていきたいと考えています。

     

    天筒山国有林で保安林事業の説明

    天筒山国有林で保安林事業の説明 【25年 第二回 福井】

    松原国有林でマツ枯損原因について説明

    松原国有林でマツ枯損原因について説明 【25年 第二回 福井】

    意見交換の様子

    意見交換の様子 【25年 第二回 福井】

     

     

    ※用語の解説

    • 保護林事業

    国有林には、世界自然遺産として登録されている屋久島、白神山地、知床、小笠原諸島をはじめとして原生的な森林生態系や希少な野生生物が生育・生息する森林が多く残されており、こうした貴重な森林を「保護林」として設定し、定期的に森林や動物等の状況変化をモニタリング調査し、その結果を植生の保全・管理や区域の見直し等に役立てています。

    • 気比の松原100年構想

    福井森林管理署が、有識者、市民団体、地元行政と連携して、これまでの松原と今の松原の様子を調査分析するとともに、今後の松原の「ビジョン」とその達成のための具体的な方法をとりまとめた構想のこと。

    お問合せ先

    総務企画部 企画調整課 林政推進係
    ダイヤルイン:050-3160-5685
    FAX:06-6881-3415