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近畿中国森林管理局

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    手取川上流大汝(おおなんじ)国有林崩壊地対策の種子採取等を実施しました

    平成29年10月11日、白山市大汝(おおなんじ)国有林の丸石谷において、手取川上流崩壊地対策の種子採取等を昨年に引き続き実施しました。
    この取組は、技術検討会の意見を踏まえ、崩壊地の緑化対策を進めるにあたり、現地が白山国立公園特別保護区であることから、森林生態系保存のため、同じ白山山系で現地に近接する丸石谷において自生する郷土種の種子等を確保することとしています。
    当日は、環境省白山自然保護官事務所、白山市役所、石川県立大学の皆さん、森林管理局、森林管理署の職員と合わせて、23名が参加しました。
    種子採取は4班に分かれて作業を行い、ヒメヤシャブシ、サワグルミなどの木本類5種類、イタドリ、フジアザミなどの草本類6種類、計11種類の種子併せて約12kg、挿し木用ヤナギの枝、約500本を採取しました。
    採取した種子等は、来年度崩壊地対策に使用する予定であり、休眠状態を維持するため、石川県立大学の協力を得て低温で保管します。
    引き続き、技術検討会及び関係機関との連携のもと、採取した種子等を活用し、計画的に手取川上流崩壊地対策工事を実施していきます。

    柳井石川県立大学教授(技術検討会座長:写真右)による種子採取にあたっての説明

    サワグルミの種子採取

    ヒメヤシャブシの種子採取

    採取した種子、ヤナギの枝と参加していただいた皆さん

    お問合せ先

    石川森林管理署

    ダイヤルイン:050-3160-6100

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