海岸林の整備手法に係る現地検討会を開催
7月17日(水曜日)、当署及び石川県農林総合研究センター林業試験場は、当署職員及び石川県職員(林業普及担当職員)を対象に現地検討会を安宅林国有林で実施しました。当日は、当署職員11名、石川県職員9名の合計20名が参加しました。
当署では効率的・効果的な海岸林整備を目指して、本年度から安宅海岸周辺の民有林、国有林が連携し、特定流域総合治山事業を実施しています。
今回の検討会は石川県林業試験場の協力を得て安宅林他国有林のクロマツ植栽箇所で行った、風況や生育状況の調査解析結果に基づき、自然条件に応じた効率的な植栽方法について、科学的なデータを民有林と国有林関係者が共有することができました。
例えば、防風柵や防風垣を効果的に設置することにより海岸からの距離に応じた植付(植付本数や植付方法等)について科学的なデータに基き具体的に知ることができ、両職員にとって有意義な現地検討会になったのではないかと考えています。また、当署では、本成果を今後の事業に積極的に活用していきたいと考えています。
今後も様々な機会を利用し、国有林を活用した取組みを推進し、石川県の森林・林業再生に少しでも寄与していきたいと考えています。
枯損原因について質問する石川県職員 |
防風柵の違いによる防風効果について説明 |
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