湯の谷治山資材運搬路沿いで外来植物除去作業を実施しました
令和元年9月11日(水曜日)石川県白山市にある湯の谷治山資材運搬路沿いで外来植物除去作業(以下「除去作業」という。)を石川森林管理署主催で実施しました。
この除去作業は白山生態系維持回復事業計画の一貫として、白山国立公園内に侵入している外来植物を除去するために毎年実施しているものです。当署職員、環境省白山自然保護官事務所及び環白山保護利用管理協会から計7名が参加しました。 当日は降雨が心配されていましたが、除去作業中は雨も止み、心地よい気温の下で除去作業を実施することができました。
昨年集中的に除去した箇所は、花をつけたオオバコはほとんどなくなり、作業の成果を感じることができました。しかし、種子をつけたオオバコだけでなく、総合対策外来種にも指定されているヒメジョオンやセイヨウタンポポが生えている箇所はまだ多く残っていて、参加者はこれからも除去作業を継続的に行っていく必要性を再確認しました。約2時間の作業の結果、オオバコ36.8kg、ヒメジョオン400g及びセイヨウタンポポ135gが除去できました。
湯の谷治山資材運搬路では、これからも工事用車両や登山者等の往来が見込まれることから、今後とも、関係機関と連携し白山固有の生態系を維持・保全するための外来植物除去作業を実施して参ります。
除去作業の様子
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除去した重量を量る様子
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お問合せ先
石川森林管理署
ダイヤルイン:050-3160-6100