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近畿中国森林管理局

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    第4回木育・森育楽会in石川に参加しました

      
      木育・森育楽会(以下「楽会」という。)は木や森の教育に関心を持つ人々が集まり、つながりを強め、持続可能な社会づくりに向けたネットワークを構築するための楽会です。この楽会は、平成27年から林野庁の「木づかい・森林づくり推進事業」により、木育・森育楽会実行委員会が主催し、これまで東京、大阪、宮崎で毎年開催されてきました。

      第4回目の楽会は、平成30年12月16日(日曜日)午前10時から石川県金沢市で開催され、石川森林管理署からは5人が参加しました。今回の楽会は全国から100人を超える保育や建築などの関係者約120人が参加し、和やかな雰囲気で始まりました。

      会長の開会挨拶の後、参加者はテーマごとに分科会に分かれて講演を聴きました。教育と木育についての講演、木育と地域活性化についての講演などが行われ、地域活性化についての講演では、講演者が"森林や林業に関わりのなかった自分たちがどうして木育の魅力にとりつかれたのか"体験や思いを話されました。参加者は講演者のユーモアを交えながらの話に聞き入ったあと、意見交換時間では活発に質問が飛んでいました。

    北は東北、南は九州と全国から集う開会式

    木育・森育について
    様々な観点から理解を深める講演



      午後からは3種類の体験型ワークショップが開催されました。木製の楽器などを作る体験、室内に木の枝、木の実などを飾る体験、木製の里山ウッディーくんを製作する木工体験が行われ、参加者はそれぞれの興味に合わせてワークショップに参加しました。参加者は講師の指導を受けながら熱心に木工品を製作したり、メイン会場をクリスマス風に飾り付けるなどしました。作品は持ち帰ることができるため、参加者は「勉強になったし、よい記念にもなった」や「さっそく自分の勤め先でも実践したい」などの感想が聞かれ、実りのある楽会となったようでした。

      最後の全体討論会では木育のこれからの進め方について、講演者と参加者がざっくばらんに熱く語り合う場となり、活発に討論が展開され、私たちも新たな発見と学びを得ることができました。

      今後、この楽会で得た学びや発見を各々の業務などに活かしていくとともに、森林・林業に関わる人々や団体、教育関係者とつながり、お互いに木育・森育について理解を深め協力することができるよう取り組んでまいります。


    赤い木の実をクリスマス風に飾る

    里山ウッディーくん
    (木材推進利用宣伝マスコットキャラクター)も登場



    〈参考リンク〉詳しくはこちらをどうぞ

    お問合せ先

    石川森林管理署

    ダイヤルイン:050-3160-6100