このページの本文へ移動

近畿中国森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    福井森林管理署で開催された「低コスト林業にかかる現地検討会」に参加しました

      平成30年12月12日(水曜日)、福井森林管理署管内の黒河山国有林及び敦賀市内の若狭湾エネルギー研究センターの会議室において、福井森林管理署、滋賀森林管理署、京都大阪森林管理事務所と石川森林管理署の4署(所)関係者による「林業の低コスト化(早生樹の導入、地上レーザー計測の活用)」をテーマとした現地検討会が開催されました。 

      当日は、京都府、福井県、滋賀県、石川県の林務担当者、研究機関、森林組合のほか、共同試験を行っている京都府立大学の糟谷助教と学生も参加され、総勢42名での検討会となりました。 

      午前中は黒河山国有林にある早生樹(センダン)の試験地2箇所において、積雪量や切戻しの効果、頂芽の残し方等について確認した後、若狭湾エネルギー研究センターへ移動し、林業分野におけるICTの活用に向けた取組の一環として期待されている、地上レーザーシステムのデモンストレーションが実施されました。 

      午後からは、室内会議室において、早生樹試験状況の考察や地上レーザーの活用例等の紹介が行われました。質疑応答では、参加者から多雪地における早生樹導入の可否、地上レーザーシステムと従来の立木調査との誤差などについて質問があるなど、活発な意見交換が行われ、今後の業務を進める上で参考となりました。 

      来年度は石川森林管理署管内で現地検討会を実施する予定となっており、林業の低コスト化に向けた事業を紹介するとともに、技術や情報を林業関係者で共有し、林業の成長産業化に貢献できるよう取り組んでまいります。

     

    福井森林管理署による
    早生樹(センダン)試験地での説明

    センダンの生育状況
    (植栽後3年目) 



    室内検討会の様子
    地上レーザーの活用例についての説明

    お問合せ先

    石川森林管理署

    ダイヤルイン:050-3160-6100