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近畿中国森林管理局

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    小学生や地域住民と海岸林の保全活動を行いました

      平成29年10月24日、安宅住吉神社に隣接しクロマツの海岸林である安宅林国有林において、当署と「遊々の森」や「ふれあいの森」の協定を締結している小松市立安宅小学校及び安宅住吉神社の氏子で構成されている安宅住吉会が協働で国有林の松林を保全する活動として松葉掻き作業を行いました。
      当日は、台風一過で好天に恵まれる中、小学5年生の児童67名と引率の先生4名、安宅住吉会から16名、当署からは8名の計95名が参加しました。作業は、児童6名程度の班ごとに別れ、そこに大人が付き添う形で行いました。今回行った松葉掻きの作業内容は、主に竹製の熊手を使って松の落ち葉を集め、ゴミ袋に詰めると言うものです。
      参加した児童や安宅住吉会の方は、ちょうど孫と祖父母という年の差で、真剣に作業を行いながらも終始ほのぼのとした様子でした。また、砂地の上にある松葉は集め易いことと安宅住吉会の方々の協力もあり、当初予定していた区域の約2倍の面積を、怪我もなく無事作業をすることが出来ました。
      最後に児童からは、「みんなでやればこんなにできた」、「とても綺麗になった」などと感想が寄せられたこともあり、今後もこの様な地域と一体となった取り組みを行い、地域にとって重要な海岸林を将来に渡って保全して行きたいと思います。

    〈参考〉
    松葉掻き作業の目的                               きんこんきん
      松及び松の根元に寄生し松の生育を助ける菌根菌は、肥沃な土地を好まず、土地が肥沃になると少なくなるため、松は弱ってしまうと言われています。そこで、土地を肥沃化させないことを目的に松葉の落ち葉を除去する作業を「松葉掻き」と言います。

    はじめの挨拶 作業状況1

    作業状況2 作業後の集合写真

    お問合せ先

    石川森林管理署

    ダイヤルイン:050-3160-6100