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兵庫森林管理署

資源の循環利用林


 木材の安定供給は公益的機能の発揮とともに、国有林の大きな使命の一つです。

 森林は、「植えて・育てて・伐って・植えて」を繰り返すことで、何度でも資源を再生産することができます。また、再造林することや生産された木材を利用して木造住宅等を造ることは、(第2の森林といわれます。)二酸化炭素の吸収・固定で地球温暖化防止にも役立っています。国有林では、その機能を発揮するための取組みとして、複層林化や伐期の長期化(80~150年生まで育てます)、針葉樹と広葉樹の混交した山づくりを推進しています。

木材の出来るまで

利用できる木材となるまでには、多くの労力と50年以上の年月がかかります。

  山に苗木を植えます。

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  下草刈りを植付後に5~6年行います。苗木の良好な生育のために行います。

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  造林木の生育に支障となるつるかん木を切ることでりっぱに育ちました。

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  植えてから、20年以上になると林の中の本数を調整する手入れが必要になります。

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 間伐(抜き切り)をします。光を入れて風通しを良くします。健全な森林づくりに欠かせない作業です。

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  間伐後は、木も大きく育ち、小さな広葉樹や下草が生えます。又、風雪害や病虫害にも強い森林となります。

木材の供給

 

架線で搬出した木材は、高性能機械:プロセッサーで利用される長さに切られ、積み込まれます。

トラックで木材市場等へ運ばれ売買された後、製品となります。

皆伐実績

  • 平成12年度25ha7,050m3
  • 平成13年度19ha7,130m3

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