決意を新たにゼロ災を！～全国労働安全週間～

   「安全はいかなる時も最優先　過去の事例を思い出し　基本を守って安全作業！！」を「国有林野事業安全週間」のスローガンとし、準備月間・本週間に各種安全活動を展開しました。
   その一環として、平成23年7月4日（月）に、「平成23年度兵庫森林管理署安全大会」を開催しました。当日は、当署職員のほか24社の請負事業体から39名の社員の方も出席いただきました。
   開会にあたり、中島署長から、「当署では本日で1,250日無災害継続している。森林・林業再生プランを進めるためには、より安全を重視した業務運営が重要である。この大会を契機に一層安全に心がけ、更なる無災害の継続に向けて取組を強化していきたい。」と挨拶を述べました。

   続いて、近畿中国森林管理局の野口計画部長から、「局長メッセージ」の伝達と安全指導を受けました。

　【挨拶を述べる中島署長】

 

 

　【安全指導を行う野口計画部長】

 

   次に、職員に募集した安全標語の入選者7名の表彰を行いました。
   その後、岩田次長が「ハチ刺され・熱中症対策及びゼロ災職場とするための基本的事項」について講義を行いました。

 

   【安全大会の様子】

 

   【安全標語入選者の表彰】

 

   【講義を行う岩田次長】

 

　また、姫路労働基準監督署の労働安全衛生課長から、管内の労働災害の発生状況や災害事例等の説明を受けた後、「作業の切り替え時に守るべきものは何か、危険を洗い出し、言葉だけでなく心にしっかりと刻んで業務にあたって労働災害を防止していただきたい。」と安全指導がありました。
　さらに、宍粟警察署の交通安全講習では、兵庫県内における交通事故の傾向について講義が行われた後、飲酒運転に関するDVDを視聴しました。

 

 

   【姫路労働基準監督署安全衛生課長の安全指導】

 

   【宍粟警察署の交通安全講習】

 

　最後に、棟久一宮森林官が「災害を起こさない・起こさせない」との決意を誓う「安全宣言」を行って、安全大会を終了しました。

   【安全宣言を行う棟久一宮森林官】

 

　当署では、今回の安全大会を契機として、今年度も、ゼロ災害継続に向け各種安全活動に積極的に取り組む方針です。

　なお、安全大会に併せて、職員の安全意識の高揚とスキルアップを目的に、本谷国有林において、適切な刃物の使用と刃物の研ぎ方講習会、緊急時模擬訓練を実施しました。

   【先輩から鉈の研ぎ方を教わる若手職員】

   【下刈り鎌による草刈り作業の習得】

 

   【無線を利用した緊急時模擬訓練に取り組む若手職員】

 

 

      　　　　　　          安　　全　　宣　　言

　私たちの職場では「毎日変わる危険箇所　いつも初心で安全確認」

をスローガンに、一人ひとりが基本を忠実に守り、皆で声を掛け合って

安全諸活動を通じて、「我が職場から絶対に災害を起こさない、起こさ

せない」を合い言葉に、労働災害の未然防止に努めているところです。

 

　平成２３年度国有林野事業安全週間は「安全はいかなる時も最優先

　過去の事例を思い出し　基本を守って安全作業！！」をスローガンに

７月１日から７月７日までの間、実施されています。
　私たちは、安全の確保は自らの責務であることを強く認識し、労働災

害防止の決意を明らかにして、積極的に安全諸活動に参画することが

必要です。

 

　そのためには、作業基準・交通法令等の基本的遵守事項の完全定

着を目指すとともに、ヒヤリ・ハット体験や過去の災害事例の活用等に

より、職場や山にひそむ危険の芽を摘み取り、安全の先取活動に向け

積極的に取り組んでいくことが重要です。

 

　人命尊重の基本理念に基づく今日の安全大会の趣旨を十分に認識し、

この大会を契機として、「災害を起こさない・起こさせない」との決意を新

たに、今一度「無災害の尊さ」について見つめ直し、全員で一丸となり声

を掛け合い、注意しあえる「安全で明るい職場づくり」に創意工夫をこらし、

労働災害の絶滅に向かって邁進することを、ここに宣言します。

　　　平成２３年７月４日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　兵庫森林管理署　安全大会