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更新日:27年05月26日

担当:次長

 氷ノ山古生沼・古千本湿原の保全活動  (四ヶノ仙奥山高地湿原等植物群落保護林)

 

5月24日(日)、養父市四ヶノ仙・奥山の両国有林に位置する氷ノ山古生沼・古千本(ひょうのせんこせぬま・ふるせんぼん)湿原の保全活動を行いました。
兵庫県の最高峰、氷ノ山山頂付近(標高1510m)に広がる古生沼・古千本湿原には、兵庫県のレッドデータブックのA・Bランクに区分されている貴重な高地湿原等植物が生育しており、植物群落保護林にも指定しています。
近年は、ニホンジカの生息数増加による食害や地球温暖化等による環境・生態系の変化の影響により、湿原の乾燥化、希少種の減少が見られます。
このため、地域の活動団体である南但馬の自然を考える会や関係機関からの要請のもと、湿原の保全に向けた活動として、毎年雪融けを待って実施している防鹿網の張り上げ作業を同会会員のほか、兵庫県但馬県民局、養父市の職員と共同で行いました。(総勢16名参加)
ニホンジカが湿原へ侵入することを防ぐために湿原の周囲に防鹿網を張っており、積雪の影響を避けるために下げていた網を持ち上げ、傾斜している支柱は起こし、また新たに支柱を設置し網を補修する等の作業を実施しました。
当署ではこれらの保全活動と併せ、巡視活動等も行いながら湿原の保全に努めていくこととしています。

 

 

 

  15524段ヶ平

 【南但馬の自然を考える会長挨拶(大段ヶ平駐車場にて)】

 15524大屋非難小屋

 【大段ケ平避難小屋】

 

 15524古千本  15524古千本2

                            【古千本湿原において防鹿網の張り上げ作業】

 15524古生沼1  15524古生沼2

                                   【古生沼湿原において防鹿網の張り上げ作業】

 15524古生沼3  15524古生沼

                                                    【ネマガリタケの手前が古生沼湿原、奥に見えるのが氷ノ山(1510m)山頂避難小屋】

 15524古生沼4

 【高地湿原等植物(ヤチスゲ・モウセンゴケ等)】 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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