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更新日:23年12月8日

担当:流域管理調整官

森林・林業懇談会を開催~新型フォワーダの見学・検討~

   平成23年12月8日、兵庫森林管理署会議室において、行政機関、森林組合、木材関連業者などが出席して、森林・林業懇談会を開催しました。
   懇談会に先立ち、宍粟市千種町に所在する天児家国有林の製品生産事業地にて、参画団体から8名と当署職員3名が参加して、請負事業体が試験的にリースしている新型フォワーダ(IHI F801)の見学をしました。
   この新型フォワーダは、兵庫県が走行性能等を実地に検証するため、宍粟地域内の請負事業体等に紹介したもので、特徴としてアーティキュレート機構(※)の採用、ハーフクローラタイプ(前輪がホイールで後輪がキャタピラ)となっており、高速走行や軟弱地盤での走行も可能となっています。
   試乗した参加者からは、「走行が速いのは魅力。方向転換などは少し広いスペースが必要であり、運転に慣れるまでには少し時間がかかりそう」等の意見がありました。

   会場を当署会議室に移し、参画団体から22名と当職員7名が出席し、森林施業プランナーの説明や列状間伐に関する研究成果の報告、雪彦・峰山林道等の森林基幹林道の情報・観光マップ、ツキノワグマの目撃・痕跡等の調査等、熱心に意見交換を行いました。
   当署からは、准フォレスター制度の概要、林野庁業務研究発表会における「間伐木の全量搬出をめざして」の林野庁長官賞の受賞、当協議会の構成員である(有)杉下木材の国有林間伐コンクールでの優秀賞を受賞した旨情報提供を行いました。
    当署では引き続き地域関係者との連携を密に、地域林業の活性化等に取り組んでいくこととしています。
 

(※)アーティキュレート機構:前部フレームと後部フレームを運転席付近でピンジョイントし、油圧シリンダーで左右に屈折できるようにしたもの。

【森林・林業懇談会】
 兵庫森林管理署が事務局となり、神戸水源林事務所、兵庫県、兵庫みどり公社、宍粟市等の行政関係者、森林組合や地域の林業関係の事業体等、17団体が参画し、森林・林業再生プランの確実な実行のため、森林共同施業団地や路網の作設、地域林業の活性化等について幅広に議論することを目的に懇談会を定期的に開催しています。

 

フォワーダ1

フォワーダ2

フォワーダ3

懇談会

 

 

お問い合わせ先

兵庫森林管理署 
担当者:流域管理調整官
ダイヤルイン:050-3160-6170
FAX:0790-62-4790