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近畿中国森林管理局

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    里山で拡大しているタケを伐採 ~蓮花寺山国有林で里山保全活動~

      三木市の蓮花寺山国有林で2月11日、増えすぎたタケを伐採して里山を保全する活動が行われました。兵庫森林管理署と「ふれあいの森」協定を締結しているボランティアグループ「未来の家」のメンバーら約70人が参加しました。
     
    活動は、子どもたちが主体となって「小さな力でもみんな協力することにより、大きな仕事ができることを子どもたちに感じてもらう」ことを目的に年に1回実施され、今年で12年目を迎えました。
      風が冷たいながらも良い天気に恵まれた中、管理署職員の伐採指導と「未来の家」代表・副代表の監督指揮の下、小学生以上の子どもたちはのこぎりを上手に使って大きく太く成長したタケを伐採していきます。「倒れるぞ~」という大きなかけ声がかかると周りの子どもたちは作業の手を止めてタケが倒れていく様子を見守っていました。
      小さな子どもたちは保護者と協力しながら細いタケを伐採したり、集積場所まで運ぶのを手伝うなどみんなで協力しながら作業を進めていきました。
      2時間ほどで伐採したタケは隣接した田んぼいっぱいに集まり、心地よい汗をかきながら作業は無事に終了しました。作業のあとは温かい豚汁をいただき、お腹も心も満たされて帰路につきました。

      参加者からは、「どうしてタケ切らないといけないのですか。」という質問があり、タケを伐採することで里山について興味をもってくれたようでした。
      12年間も伐採を継続してきたことで、少しずつですが里山からタケが減ってきています。
      これを機会にさらに森林に興味や関心を持ってもらえたらと願っています。

    【ボランティアグループ「未来の家」】
       自然、社会、人を尊重し「互いに学ぶ」をテーマーに自己の成長を目指す有志で組織されたグループ。小・中・高校生が中心のグループで、未成年会員には保護者の賛助会員が必要。自然保護活動、社会環境整備、奉仕活動、国際交流が事業の中心で、会員が順次成人に達し継続して活動できるグループを目指しています。

    開会式    密生したタケ
     【開会式】    【密生したタケ】
    子供が主体となって伐採します   保護者と協力しながら伐採
     【子供たちが主体となって伐採します】    【保護者と協力しながら伐採】
     「倒れるぞ~」というかけ声が響き渡ります    協力しながらタケを運びます
     【倒れるぞ~」というかけ声が響き渡ります】    【協力しながらタケを運びます】
    小さな子供たちも力を合わせて   田んぼにきれいに集積します
     【小さな子どもたちも力を合わせて】    【田んぼにきれいに集積します】

     

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    担当者:業務グループ
    TEL:050-3160-6170(代表)