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更新日:28年02月17日

担当:業務グループ

子どもたちが繁茂した竹を伐採~蓮花寺山国有林で里山保全活動~

 

 2月13日(土)、三木市の蓮花寺山国有林で、「ふれあいの森」協定を締結しているボランティアグループ「未来の家」による竹林整備が行われ、大阪府や神戸市などから約60人の小学生を中心とした子どもとその家族が参加しました。

 このイベントは、「小さな力でもみんな協力することにより、大きな仕事ができることを子どもたちに感じてもらう」ことを目的に年に1回実施され、今年で11年目を迎えました

 活動内容は、子どもたちが主体となって里山で拡大している竹を伐採し、地元の協力で使わせていただいている隣接の田んぼに集積するという作業です。

森林管理署職員の伐採指導と「未来の家」副代表の監督指揮の下、小学高学年の子どもたちがのこぎりで大きく太く成長した竹を伐採していきます。「倒れるぞ~」という大きなかけ声がかかると周りの子どもたちは作業の手を止めて竹が倒れていく様子を見守っていました。

 低学年の子どもたちは保護者と協力しながら細い竹を伐採したり、竹を集積場所まで運ぶのを手伝うなどみんなで協力しながら作業を進めていきました。

 3時間ほどで伐採した竹は田んぼいっぱいに集まり、心地よい汗をかきながら作業は無事に終了した後はお母さんたちが準備した温かい豚汁をいただき、お腹も心も満たされて帰路につきました。

 

 参加した子どもからは「どうして竹を切らないといけないのですか。」という質問があり、竹を伐採することで里山について興味をもってくれたようでした。

 一人一人の作業は小さなものでも集まると大きな力となること、また、11年間も伐採を継続してきたことで竹林の拡大は防止され、少しずつですが里山から竹林が減ってきています。

 これを機会にさらに森林に興味や関心を持ってもらえたらと願っています。

 

【ボランティアグループ「未来の家」】
   自然、社会、人を尊重し「互いに学ぶ」をテーマーに自己の成長を目指す有志で組織されたグループ。小・中・高校生が中心のグループで、未成年会員には保護者の賛助会員が必要。自然保護活動、社会環境整備、奉仕活動、国際交流が事業の中心で、会員が順次成人に達し継続して活動できるグループを目指しています。

 

 

 16213未来の家あいさつ  16213未来の家たおれるぞ

 【開会の挨拶】                                      【「倒れるぞ~」というかけ声が響き渡ります】

 

 16213未来の家子供見守り  16213未来の家竹伐採

 【子どもたちの安全を見守ります】                          【保護者と協力して竹を伐採.】 

 

   16213未来の家竹運び  16213未来の家一人で運ぶ

 【協力しながら竹を運びます】                             【一人で担いで運べる子ども】

 

  16213未来の家田圃集積 

 【田んぼにきれいに集積します】

 

 

お問い合わせ先

兵庫森林管理署 
ダイヤルイン:050-3160-6170
FAX:0790-62-4790

子どもたちが繁茂した竹を伐採 ~蓮花寺山国有林で里山保全活動~