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更新日:27年12月04日
担当:業務グループ
平成27年11月17日(火)に宍粟市立戸原小学校3年生10名の児童が総合的な学習の時間(環境体験学習)の一環で兵庫森林管理署に来訪されました。
まず、兵庫森林管理署の仕事について知ってもらおうと、兵庫県内の国有林のことや、兵庫森林管理署で行っている森林の育て方、木材の生産の仕方、山の災害を防ぐ治山工事などについて説明を行いました。児童は、日本の国土面積の約70%が森林であること、チェンソーという機械を使って木を切っていることに驚いた表情を見せていました。
次に、現場で国有林を管理している森林官が山に行くときの装備について紹介しました。ヘルメット、防蜂網、熊避鈴、地下足袋、携帯型蚊取り線香などを一つずつ見せ、実際に触ったり、身に付けてもらったりしました。児童は、楽しそうにヘルメットや防蜂網をかぶったり、見慣れない輪尺(りんじゃく)※を手にとって友だちの体を測ったり、測桿(そっかん)※を使って天井の高さを測ったりしていました。また、ハチに刺された場合に処置する自動注射器に興味津々な様子を見せ、「体のどこに注射するのですか。」といった質問をしていました。
次に、執務室に移動し、職員が働いている様子を近くで見学しました。知らない場所に来て最初は緊張している様子でしたが、すぐに打ち解け、職員に元気よく挨拶していました。
さらに、森林のはたらきについて説明をしました。児童へ「森林がなければ私たちの生活はどうなると思いますか」、と問いかけたところ、「空気が無くなる」という答えがありました。他にも土砂崩れを防いだり、生き物のすみかとなったり、癒しの場となったりするなど、森林があるおかげで私たちの生活は安全で快適に暮らすことができることを説明しました。
また、木は、家、楽器、紙など身近なものに利用されていること、森林を守るためには森林の手入れをして木を利用していくことが大切だということを伝えて体験学習を終えました。
児童や引率の先生からは、「管理署で働くにのはどうしたらいいのですか。森林の勉強をたくさんしたらいいのですか。」、「次長の次は署長になれるのですか。」、「女性の職員は何人いるのですか。」などの質問がありました。
最後に児童を代表して、「森林の育て方の工夫や木の役割について学ぶことができました。ありがとうございました」という挨拶をいただきました。
また、来訪の後には児童手作りのお礼状をいただき、お礼ともに「森をたいせつにしていきたい」「教えてくれたことをお母さんに教えてあげたい」などの嬉しい感想をいただきました。
これを機会にさらに森林に興味や関心を持ってもらえたらと願っています。
※輪尺(りんじゃく)・・・立ち木の幹を棒状の器具で挟んで直径を測る道具のこと
測桿(そっかん)・・・釣り竿のように筒状の棒を伸ばして立ち木の樹高を測る道具のこと
【兵庫森林管理署って?】 【道具体験】
【執務室】 【署長室】
【お礼状】
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兵庫森林管理署
ダイヤルイン:050-3160-6170
FAX:0790-62-4790
戸原小学校3年生が総合学習(環境体験学習