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更新日:27年10月30日

担当:業務グループ

「日本触媒・水源の森」づくり 森林ふれあいツアー

 

 平成27年10月24日(土)、宍粟市波賀町に所在する赤西国有林で、株式会社日本触媒の「日本触媒・水源の森」づくり活動として森林ふれあいツアーが実施されました。この活動は株式会社日本触媒の社会貢献活動をひょうご森の倶楽部、兵庫森林管理署が支援しているもので、季節を変えて年3回実施されており、今回は3回目の活動です。
当日は爽やかな秋晴れの中、大阪府や県内姫路市方面から社員とその家族51人の参加がありました。(ひょうご森の倶楽部、当署からも参加、総勢62人)

 午前中は、ひょうご森の倶楽部が各班のリーダーとなり2班に分かれて「森の探索」を行い、これまでの活動で整備してきた歩道や広場を散策しながらそこにあった樹木やきのこなどの説明を受けたり、落ち葉やどんぐり、小枝などを収集しました。その後は、ひだまり広場に全員が集合してコラージュを作成しました。コラージュとは美術の技法のひとつで、フランス語の糊つけを意味する言葉で、今回はポストカードに両面テープを貼り、拾ってきた葉っぱや小枝などを貼り付けていきました。そのスペースに収まるように子供や大人もそれぞれが工夫しながら、秋を切り取ったような素敵な作品がたくさん出来上がり、お互いの出来を確認しあった後には、午後から体験するトチ餅作りに関連して、トチノキについての問題や説明を受けてほどよくお腹が空いたとろで、実りの秋を感じながらその広場でお弁当を食べました。
 午後からは、ひだまり広場から2km以上先にある樹齢400年ともいわれるスギの大木「先代(せんだい)スギ」を見学するために林道を散策しながら向かい、先代スギの前に集合してから、この辺では昔炭作りが盛んに行われていた状況の説明を受けたり、記念写真を撮りました。その後、河原に移動してのトチ餅作りに挑戦しました。蒸したトチの実入りのもち米を杵と石うすでつき、それを一口ほどに丸めて、きな粉をかけたりして試食を楽しみました。トチの風味がよく出た美味しいお餅だったと評判でした。
 

 今回の活動は森林にふれあうことを目的としたツアーでしたが、森の探索やコラージュの作成などで実りの秋を感じながら今年最後の活動も無事に終え、赤西渓谷を後にしました。日本触媒の活動は今年で8年目を終え、企業の担当者にとって社会貢献を長い取り組みとするため試行錯誤は今後も続くことになりますが、兵庫森林管理署としてもこれからも充実した活動が実施できるように支援していくこととしています。

 

 151024歩道散策    151024きのこ説明

【林内歩道散策】                                       【樹木の説明】

 151024樹木説明   151024トチ説明

 【きのこの説明】                                      【トチノキについて説明】

 

151024コラージュ作成   151024先代スギ

 【コラージュ作成】                                     【先代スギの前で記念撮影】

 

151024もちつき 

【杵と石臼で餅つき(トチ餅つくり)】

 151024もちまるめ      151024もち試食

  【トチ餅を丸め】                                          【トチ餅を美味しく頂きました】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お問い合わせ先

兵庫森林管理署 
ダイヤルイン:050-3160-6170
FAX:0790-62-4790

「日本触媒・水源の森」づくり 森林ふれあいツアー