兵庫県立山崎高等学校森林環境科学科２年生が就業体験実習

兵庫森林管理署と同じく宍粟市に立地する兵庫県立山崎高等学校の森林環境科学科では、「働くことの喜びと厳しさ、職業人としての心構えを学習させる｣ことを目的にインターンシップ(就業体験）事業を行なっています。

本年は、２年生の生徒１名が当署での就業体験を希望し、7月27日～31日までの5日間の日程のインターンシップ受け入れをしています。

就業の内容は、当署が業務として実行している

・今年度試験的に植栽した有用広葉樹(センダン)の生育調査
・境界予備調査、シカ柵修理

･素材生産事業地の素材検知

･森林作業道の踏査、測量

･分収育林の現地確認、官行造林図面の調整
･治山事業での応急復旧作業

など、主に現場で行う業務を中心に組み立てました。

実習期間の初日は生憎の雨となり、泥濘での作業道の測量は大変だったと思います｡猛暑の中でのシカ柵修理や土のう作りは汗だくになりながらも一生懸命に取り組んでいました。

ヒルにもかまれるという「ウッジョブ」のようなハプニング体験もありました。

インターンシップを体験した生徒から後日、「先日は、就業体験実習で大変お世話になりました。ありがとうございました。慣れない事ばかりで色々とご迷惑をおかけしましたが、親切にご指導いただき、大変感謝しております。今回の体験を生かし、今後の学校生活を精一杯頑張り、将来森林管理署の職員を目指します。」との礼状をいただき、署での体験が多少なりとも役立ってくれたものと、インターンシップにかかわった職員一同胸をなでおろしました。

今後も地域の人材育成に貢献していくために、県内唯一の森林関係学科のある山崎高等学校との連携を図っていきたいと考えています。

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