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更新日:27年04月16日
担当:治山グループ
平成27年4月10日(金)、宍粟市波賀町の赤西国有林において、株式会社日本触媒による新入社員研修「水源の森 森林実習」が行われ、27年度の新入社員67名が参加しました。この研修は今年で5回目の開催となります。 午前中は間伐体験を予定していましたが、あいにくの雨のため、室内において兵庫県立農林水産技術総合センター 森林林業技術センターの山瀬主席研究員、NPO法人ひょうご森の倶楽部の福田氏から生物多様性、企業の森づくりをキーワードに講演をいただきました。 午後からも雨が降り続いていましたが、赤西国有林内を散策しながら自然観察会を行いました。 研修生は講師から「水源の森」の機能や役割などについて説明を受け、時折質問を交えながら熱心に耳を傾けていました。 また、観察の途中でシカの全身の骨を見つけるというサプライズもあり、そこからシカが増加して植栽木の食害、植物が減少している問題やシカ対策として設置している防護網を観察するなど森林の現状を知る場面もありました。 観察会の後は室内に戻ってワークショップを行い「日本触媒が社会貢献活動をする意味とは」と「日本触媒の社員として明日からの行動に活かすこと」の2つのテーマについてグループでディスカッションをした後、代表者による発表がありました。研修生からは、「化学製品を扱う会社として環境に配慮した活動を継続していかなければならない。」、「社会の信頼を得るためにも環境問題に向けての取り組みを実施したい。」などの発表がありました。 研修生たちは「水源の森」の意義等、森林・林業に対する理解を深めることが出来た一日となったようです。
【次長挨拶】 【山瀬主席研究員講演】
【ひょうご森の倶楽部 福田氏講演】
【自然観察会】 【スギの成長説明】
【防護網の説明】 【樹皮の匂いを嗅ぐ】
【ワークショップ】
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